ASUSTeK (ASUSTeK Computer Inc. ) www.asus.com.tw
No. 150, Li-Te Road, Peitou, Taipei, Taiwan, R.O.C. Tel: +886-2-2894-3447,Fax: +886-2-2894-3449, E-mail: info@asus.com.tw Technical Support: Fax: +886-2-2895-9254 BBS: +886-2-2896-4667 News Group: http://www.asus.com.tw/Company/support-news.html

 まず,この企業の名称について解決しておきましょう.中文名は,「華碩」で「ファースオー」と読みます.英語名は「ASUSTeK」をどう読んでもかまいません.つまり,中国・台湾のみなさんは,自分の名前がどのように外国人に読まれようと全く問題にしないのです.
 実際,日本人は中国人の名前を日本語での漢字読みで発音しています.このたび,台北市長に当選した人は,「馬(マー)」さんですが,日本のテレビでは「バー」さんと発音していました.おそらく,マーさんはこのことに抗議しないでしょう.そのかわり,外国人(日本人)の名前も自分達流に発音します.だから,ASUSを「アサス」「アスス」「アスース」「エイサス」などどのように発音しようと,いっこうにかまわないのです.正解はありません.
 日本の正規代理店ユニティでは「アサス」と発音していますし,TWOTOPなどでは「エイサス」と読んでいるようです.ただし,ASUSTeK本社に電話してみると「ウェルカム トゥー アス(ー)ステック コンピュータ」と応答メッセージが流れます(ちなみに,以前は「ハロー アス(ー)ステック」と応答しました).本格的に発音したい人は,「アス(ー)ステック」と呼ぶのが良いでしょう.

 ASUSTeKは,社員3,000人を数える大企業で,わが国で有名であるばかりではなく,世界的にも大きなメインボードメーカーとして知られています.また,ノートブックやグラフィックスカードでも有名になっています.
 設立は1989年4月1日です.ヘッドクォータは,MRT(台北新交通システム)淡水線の忠義駅のそばで,住所は北投(ペイトウ)です.工場は,北投のほか,桃園などに複数の工場があります.また,ヘッドクォータの地下には社員食堂と社員用プールがあり,社員の福利厚生も充実しています.社員食堂のメニューは充実していて,とてもおいしいです.また,1998年の秋にはコーヒーコーナーも開設され,ますます社員のみなさんは家に帰らなくてもよいような状態です.

 最近目立つのは,グラフィックスカードで,Banshee搭載タイプについても,他社と異なり多くのユーティリティソフトウェアを添付して,充実したものをリリースしています.日本語情報も豊富で,日本の正規代理店ユニティが日本語ホームページを開設しています(www.unitycorp.co.jpからASUSTeK日本語ページへ移動できる).この日本語ページからは,日本語マニュアルをダウンロードすることもできます.この一年で,急速にグラフィックスカードメーカーとしても有名になってしまいました.日本ブランチ法人はなく,日本担当者のAndrewさんが毎月のように来日し,マーケティングを行っています.


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