HAM Journal No.103

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 付録の部品セットを使って,CWの送受信練習機を作ることができます.PICはプログラム済みですので,組み立て後,電池をつなぐだけでアルファベットA〜Zまでのランダム符号発生による受信練習と,電鍵をつなぐことで,送信の練習もできます.

 なお,電池ボックスと電鍵は付属しておりませんので,別途,お買い求めください.

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写真1

 抵抗は基板に合わせて写真のように足を折り曲げて基板に差し込みます.

写真2

 R1〜R3の3本抵抗を基板の所定の位置に差し込みます.抵抗の値は,部品の保護用紙に抵抗のカラーコード(色分けによる抵抗値の表示)とともに記してありますので,これを参考にしてください.

写真3

写真4

 基板の所定の位置に抵抗を差し込んだら基板裏で写真3のように曲げて,写真4のようにハンダ付けしていきます.
写真5
 ハンダ付けが終わったら,余分な部品の足をニッパで切り取ります.
写真6
 2個のコンデンサを基板の所定の位置に差し込みます.C1にコンデンサに“104”と書かれているもの,C2に“103”と書かれているものを使います.差し込んだ後は,抵抗と同じようにハンダ付けして,部品の余分な足を切り取っておきます.
写真7

写真8

写真9
 スピーカの足は写真7のように適当な方向に折り曲げられていますので,写真8のようにプリントパターンの方向に合わせて曲げ直した後にハンダ付けします.符号速度可変半固定VRの足3本もハンダ付けします.スピーカとVRのハンダ付けが終わった様子が写真9です.
写真10
 PIC ICの足をハンダ付けします.2番ピンと3番ピンは今回は使いませんので,ハンダ付けしなくても結構です.
写真11

写真12
 部品のハンダ付けがおわったところです.写真11がプリントパターン面,写真12が部品面です.
写真13
 電池ボックスと電鍵をつないだところです.電池ボックスへの配線はプラス,マイナスを間違えないようにしてください.電鍵への配線はどちらの端子に接続してもかまいません.なお,今回の部品セットには電池ボックスと電鍵は付属していませんので,別途お買い求めください.本誌p.113に購入先の案内がありますので,参考にしてください.


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