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ShortNews 6/5 Computex
Taipei2000-その1;
会場構成,メインボード関係:815情報,メインボード情報:新機能,ジュリアスの状況
● 会場構成
準備中のブース
Computex Taipei2000が始まりました。今年は、新たにHALL2という会場が増えました。HALL1とHALL2は歩いて約10分、無料シャトルバスが運行されています。グラフィックスカードやメインボードのメーカーはHALL2になっています。
このような状況なので、ジュリアスは6月5日だけで、およそ10回、HALL1とHALL2の間を往復しました。とても疲れました。HALL2はにわかに準備されたと見えて、午前中だけでも数回停電しました。ブレーカが飛んだような印象です。
HALL2、天井の照明以外は停電
なお、公式入場者数などの情報は、http://www.ippc.com.tw/から入手できます.
● メインボード関係:815情報
各社、ソケットAや815メインボードを展示しています。詳細は、次回以降とします。しかし、気になることだけは確認しておきました。
815はセレロン(Celeron2ではなく)をサポートするのか? この質問に対する各メーカーの回答は同じでした。
要するに、インテル社は815の位置づけを、高性能PC用としています。そこで、インテルは、815をシステムバス100MHz、133MHzの対応としました。66MHzサポートはインテルの規格には無いわけです。
しかし、ジュリアスがテストしたところでも、メインボード上のクロックジェネレータが66MHzを供給し、BIOSなどもサポートすれば、セレロンのサポートは可能ということです。 メーカーによっては、815メインボードの細かなスペックを決定していないところもありますが。しかし、カタログにはセレロンサポートが記載されているメーカーが多いようです。
● メインボード情報:新機能
ここ数ヵ月の間、ジュリアスが主張してきたことですが、メインボードビジネスの競争激化に伴い、各社とも新機能を付加することに力を入れています。
ギガバイト社の新機能
6月5日に見たのは、ギガバイト社の新機能は、Windows上でPCの機能を設定するユーティリティです。オーバークロックを指定すると、このユーティリティが自動的に、どの程度までオーバークロックできるかどうかを判断し、自動設定するものです。
● ジュリアスの状況
第1日目は、日本人の入場者も少なく、各メーカーの日本担当者は暇そうでした。いつものことですが、会場を歩いていると、どこからか「ジュリアスこっちこっち」と呼ばれます。プレスとしても、ジュリアスの優先順位は低いようで、ほかのプレスが来るとみんなそっちの相手をします。ジュリアスは、適当にジュースでも飲みながら待っているのです。
そして、そのプレスが帰ると、戻ってきて「どうもプレスの取材には疲れるね。今晩、鉄板焼きでもたべにいこか」ということになるのです。とにかく、がんばります。
Copyright 2000 岩村益典