Julius Iwamura Hardware Page ======= 2001-08-07 Vol.4 登録/変更/退会は http://www.cqpub.co.jp/julius/ ------------------------------------------------------------ □目次 まえがき ウイルスに感染しました WindowsMeのシステム復元機能用ファイルの削除 あとがき ------------------------------------------------------------ #まえがき 突然ですが、風邪を引きました。そして、システムもウイルスに感染してしま い、ハードウェアテストが進まない現状です。暑い日が続きますが頑張りましょ う。 #ウイルスに感染しました 突然ですが、原稿執筆中にウイルスに感染しました。ウイルスは今流行している SirCamというウイルスで、このウイルスに感染したため、私のアカウントからたく さんのメールが発信されてしまいました。 感染直後に運良く私も気づき、私の友人も気づいてくれたので、何とか処理する ことができました。また、私のシステムには普段からウイルスバスター2001を入れ ていたので、対処できました。ウイルスバスターを入れてない人もたとえばトレン ドマイクロのホームページから情報や対策ソフトウェアをダウンロードすることが できます。 Webサイト http://www.trendmicro.co.jp/virusinfo/troj_sircam_a.htm このウイルスはアドレス帳のメールアドレスや、ローカルドライブ内のhtmファ イルより取得したメールアドレスに対して、ウイルスつきEメールを送るソフトで す。 #Windows Meのシステム復元機能用ファイルの削除 Windows Meを筆者は使っています。Windows Meにはシステム復元機能というのが あります。このシステム復元は「アクセサリ−システムツール−システム復元」を 選択すれば実行できます。システムを以前の状態に戻すことができます。それまで のOSのようにハードディスクの内容をすべてバックアップする必要は減りました。 Windows Meは、復元ポイントというのを作成します。これは、手動で作成するこ とができますが、Windowsが自動的にも作成します。ウイルス駆除をする前に、自 動的に復元ポイントを作られてしまうと復元ポイント内にウイルスが残ることにな ります。 この復元ポイント情報は、Windowsフォルダの_restoreというフォルダ内に格納 されます。この中にある復元ファイルは、通常の方法で削除することができませ ん。つまり、ウイルスがあっても削除できないのです。ただし、このウイルスに関 しては復元さえしなければ問題はないので、心配ないとはいえます。リストア内の ファイルは通常使用しないからです。 しかし、もし、何かの理由で、以前の状態にシステムを復元した場合、ウイルス も復元されてしまいます。このことで困った人もいるでしょう。そこで、その対処 方法を説明します。 デスクトップのマイコンピュータを右クリックし、プロパティを開きます。シス テムのプロパティのウィンドウでパフォーマンスをクリックします。ファイルシス テムのトラブルシューティングに、「システムを復元しない」という項目があるの で、それにチェックをして、OKをクリックしてウィンドウを閉じてください。シス テムを再起動すると、システム復元機能が機能しなくなります。リストアフォルダ は存在しますが、すでに存在したリストア関係ファイルは全て消去されるため、ウ イルスつきのファイルも消去されます。 削除されていることを確認した後、システムを再起動し、再び先の「システム復 元しない」のチェックをはずしてOKをクリックすれば、リストア内のファイルをク リアすることができるようです。 #あとがき 今回はウイルス感染でハードウェア情報を紹介できなくなってしまいました。今 週中、ハードウェア情報を発信できるようにします。 ============================================================ ◆Julius Iwamura Hardware Page 登録/変更/退会は http://www.cqpub.co.jp/julius/ メールアドレス:iwamura@cqpub.co.jp 直接の返事は書けませんが、記事内容に反映していきます。直接の返事が必要とな るメールはご遠慮ください。 著作権は岩村益典に有ります。無断転載をお断りします。 [EOF]