Microsoft Monthly News 1998年 10月

● 10月1日
「Microsoft NetShow Theater Server 3.0」日本語版を10月16日(金)に発売

 Windows NT 4.0用のビデオオンデマンド(VOD)サーバー.BackOfficeサーバーアプリケーションファミリー製品でもある.スイッチ接続されたEthernetやATMなどの広帯域ネットワーク上で,フルモーション・フルスクリーンの高品質なMPEG2形式ビデオコンテンツを配信する.ストリーミングテクノロジを採用.
推定小売価格 
・1サーバーライセンス  504,000円
・20クライアントアクセスライセンスパック  358,400円

「Personal Information Center」日本版 本日サービス開始へ

 国内のインターネットユーザー向けに,電子メールによるニュースレターを無料で配信するサービス.米マイクロソフト社では,1997年春より同サービスを展開している.
 詳しくは以下のURLを参照してください.
 http://www.microsoft.com/japan/

● 10月13日
PCと連動する次世代コードレス電話機を発表

 米マイクロソフト社は,10月6日に,「Microsoft Cordless Phone System」を同社から発売する電話機第1号として発表した.
 マイクロソフトコールマネージャソフトウェアは,発信者番号通知拡張機能,発信者番号アナウンス機能,ボイスコマンド機能などを持つ.

「Microsoft Windows CE Handheld PC Professional Edition」を発表

 米マイクロソフト社は,10月8日に,ハンドヘルドPC向け第3世代ソフトウェアである「Microsoft Windows CE Handheld PC Professional Edition」(コードネームJupiter.以下H/PC Pro)をメーカー12社に出荷したと発表した.
※本誌1999年1月号p.52も参照してください.

● 10月28日
Windows NT 5.0の名称を「Windows 2000」に変更

 マイクロソフト(株)は,サンフランシスコで行われた記者会見にて,過去最大のアップデートとなるWindows NTの次期バージョンのOSの名称を「Windows 2000」と改めることを発表した.
 これにより,Windows NT Workstation 5.0は「Windows 2000 Professional」,Windows NT Server 5.0は「Windows 2000 Server」,Windows NT Server 5.0 Enterprise Edition(4CPUまでのSMPシステムに対応)は「Windows 2000 Advanced Server」の名称にそれぞれ変更される.さらに,製品体系の拡張として,16CPUまでのSMPシステムと64GBまでの物理メモリに対応した新製品「Windows 2000 Datacenter Server」が追加される.
また,Windows 2000製品群のそれぞれの名称には「Built on NT Technology」というタグラインが付けられる.

● 10月29日
「Microsoft Enterprise Agreement」を11月1日(日)に改定

 マイクロソフト(株)は,企業ユーザーを対象としたソフトウェア製品のライセンス販売制度「Microsoft Enterprise Agreement」を11月1日(日)に改定することを発表した.これにより,契約の際に必要となるPCの保有台数が従来の1,000台以上から,500台以上に引き下げられ,対象企業を広げることとなる.