リモートシャックの構築

★平成16年1月13日より,インターネットを介して無線機器の遠隔操作が可能になります.昨今のブロードバンドの普及により,無線設備の設置場所から離れて,その設備を操作しQRVするといったような運用ができるようになります.

★そこで本稿では,Part 1でパソコンによるリグの制御,Part 2で遠隔操作運用に必要な遠隔地との音声伝送の方法,Part 3でPart 1,2を統合しインターネットで遠隔操作する方法を紹介します.



第1回 新春放談 はじめての設計会議
夢の自作無線機研究会

事務局 出版局長の増田と申します.本日はよろしくお願いいたします.
実は,「夢の無線機を作ろう!」と題してCQ ham radio誌で向こう1年間の連載記事を予定しておりまして,これから高性能な無線機を目指して自作していこうと考えています.


今回は会合の第1回目となりますが,まず,どんな風に設計すればいいか,どんな風にこのプロジェクトを進めたらいいか,みなさんでディスカッションをしていただければと思います.



やさしいアンテナ実験室
第1回 押さえておきたいアンテナの基礎

アマチュア無線の原点である「自作による楽しみ」の一つとして,アンテナ製作が位置づけられます.アンテナの姿は,ただの金属の棒や電線が組み合わされているものですが,実際に作るとなると,満足な性能を得るまでにはいろいろな知識やノウハウが必要で,パソコンの自作とはかなり違った「むずかしい技術」といえるでしょう.しかし,基本的なことをとりあえず勉強して(といっても4級試験問題の範囲内),押さえるところを押さえれば,だれでも自分だけのオリジナルなアンテナを作ることができます.


ビギナーのための無線機設計・製作講座
工具と電子部品の基礎知識


アマチュア無線と自作の世界

ある休日,シャックの前に座ってスイッチを入れてみる….すると,受信機からは,アマチュア無線家たちの交信のようすが聞こえてきます.そして送信機のマイクに向かって「CQ,CQ,こちらは…」と呼びかけ,交信の仲間入りをする.
楽しい交信の始まりです.


ハム入門講座
第1回 アマチュア無線の魅力


現在アクティブに活動しているアマチュア無線のグループのひとつに,会員50人ほどのJASSハム同好会(会長JA1ADH)があります.
JASSとは,Japan Association of Second-life Serviceの略称で,(社)日本セカンドライフ協会が企業のOBの人たちに各種の催し物を提供しています.そしてこのサービスの一つとして1995年7月にアマチュア無線が登場し,1997年にはJASSハム同好会が誕生しました.

この同好会のおもしろいところは,
●リタイアして初めてアマチュア無線を志した人
●若いときにハムになったけど働いている間は忙しくてアマチュア無線どころではなかった人
●ずっとアマチュア無線を楽しみ続けてきた人
……と,ニューカマーからベテランまで,みんなそろっていることです.