ふつふつと静かに湧き上がる殺意・・・


 最近,よく行くカフェは昨年末に一度店を閉めたのですが,おそらくオーナーが変わって営業を再開したようです.リニューアルしてから営業時間も夜8時までとなり,利用しやすくなりました.また,BGMもJAZZになり(以前からそうだったっけ? いや前はClassicだったような…),毎日のように通っています.

 リニューアルするまえから好きだったこのカフェのいちばんいいところは,「静か」なところ.はやい話が,あまり客がいません(そのせいでつぶれたのかな).余計な雑音がなにもない.これほど心休まるときはありません.

 その日は,朝から忙しく,ふっと気が付くと昼ごはんも食べずに午後5時前.頭の回転も鈍ってきたので,ちょっと気分転換してこよう.と,いつものようにふらふら出かけていきました.

 相変わらずお客はあまりいなさそう.2階のいつもの席へ急ぎます.

と〜こ〜ろ〜が〜

 「え〜,あの漫画はいまいちだよ,こっちのほうが■○!?◆××!」

 「でも,あの先生もすごいよねぇ.△×◆□○×\\!!! ぎゃははは

 「×%¥●□$▲▽,ぎゃぁ〜はぁ〜はぁ〜はぁ〜

ぎゃっはっはっはっは〜

 うるさい…
 あまりにもうるさい・・・
 気が付くと,いつも静かに鳴り響いているJAZZが流れていない.
 お店のひとも「これは,JAZZの無駄遣い」と思って消しちゃったのね.

 見たところ,というかほとんど雑音としかとれない話から察するところ,かれらはアニメ系雑誌の編集者らしい.仕事の話に夢中になるのはよろしい.しかし,ここまで周りが見えず,騒音を発している人を見ると,静か〜に,淡〜い殺意が芽生えてくるのも事実です.

 でも,あたしも編集者.自分の得意分野の話題で知らぬ間に声を上げてしゃべってるかもしれない….あ〜,こわいこわい