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2003年5月2日
CQ出版株式会社

「実習 Verilog-HDL論理回路設計」および「VHDLで学ぶCPLD学習セット」に
同梱のLeonardoSpectrum-Alteraのライセンス申請に関して


拝啓 平素は弊社製品をご愛顧賜り誠にありがとうございます.

 さて,「実習 Verilog-HDL論理回路設計」(Design Wave Books)ならびに「VHDLで学ぶCPLD学習セット」に添付のCD-ROMには,VHDL/Verilog論理合成ツール LeonardoSpectrum-Alteraが収録されておりますが,MentorGraphics社/Altera社の契約終了に伴い,OEM供給が終了されることとなりました.

 それに伴い,Altera社からのLeonardoSpectrum-Alteraのライセンス発行が2003年3月31日をもちまして終了いたしましたが,OEM元のMentorGraphics社から,2003年10月15日まで有効なライセンスが供給されることになりました.該当製品ご使用の皆様にはお手数をお掛けしまして恐縮ですが,以下の手順でライセンスを取得していただけますよう,よろしくお願い申し上げます.
 なお,LeonardoSpectrum-Alteraのライセンスの申請は2003年6月30日で締め切りとなりますので,それまでに再申請をしていただけますよう,よろしくお願い申し上げます.

<手順1>MAX+PLUS2 baselineのライセンスを取得する
 まず,以下ページにアクセスしてMAX+PLUS2本体のライセンスを取得してください.
  ・http://www.altera.com/cgi-bin/authcode91.pl?where_am_i=product&product=hard_disk

 申請手順は今までと同じです.VHDLで学ぶCPLD学習セットの場合は,解説書のp.20「2.3 ライセンスを申請しよう!」を参考にしてください.また実習 Verilog-HDL論理回路設計の場合は,付録CD-ROMの\tool\alteraに入っているaltera.htmlを参考にしてください.

 ただし,“MAX+PLUS II BASELINE Licensing: Synthesis Tools”というタイトルの画面は内容が変わっており,VHDL/Verilogの選択肢がありません.ここで[Continue]ボタンをクリックして先に進んでください.

 その次に出てくるページは,アンケートのページですので,何も記入せず閉じていただいて結構です.

 ここまでの手順で,MAX+PLUS2のライセンス・ファイルがメールで送られてきます.なお,ライセンスの発行までに数分かかる場合があります.

<手順2>LeonardoSpectrum-Alteraのライセンスを取得する
 LeonardoSpectrum-Alteraのライセンスは,以下のページから取得できます.
  ・http://www.mentorg.com/alterapromo/jp/

 基本的な入力項目は,MAX+PLUS2のライセンス取得の場合と同様です.入力部分は赤字で示されています.入力項目について,先頭から順に簡単に説明します.

●申請するライセンスの種類
 一番最初のチェック・ボックスは,ライセンスの種類を選択するものです.VHDLで学ぶCPLD学習セットの場合は,“Yes, please send me 〜 Altera, VHDLのほうを選択してください.また実習Verilog-HDL論理回路設計の場合は,“Yes, please send me 〜 Altera, Verilogを選択してください.

●MACアドレスの入力
 Host IDの部分に,MACアドレスを入力します.先ほどMAX+PLUS2のライセンス申請に使った番号と同じものを入力します.

●名前や会社名などの入力
 それ以降の部分は名前や会社名などの入力欄です.これもMAX+PLUS2のライセンス申請とだいたい同じです.違いのある部分だけ,以下で説明します.

Title or Job Function業種を選択します.適当な選択肢がない場合は,Otherを選んでから,隣の入力欄に業種を入力します.
State/Province都道府県名を入力します.ただし,選択肢にはアメリカの州名しかありませんので,一番下のOtherを選択して,隣の入力欄に都道府県名を入力します.
Country国名を選択します.選択肢にJapanがありますので,隣の入力欄は空欄でかまいません.

 Emailから下の入力欄はアンケートです.特に入力する必要はありません.

 必要項目を全て入力し終わったら,一番下にある[SendInformation]ボタンを押して下さい.しばらくすると,“Special Offers for Altera Designers”というページに移ります.これでライセンス申請は終了ですので,ここでブラウザを閉じてください.

<手順3>二つのライセンスを結合する
 正しくライセンス申請を行えば,Altera社からはMAX+PLUS2のライセンス・ファイルが,MentorGraphics社からはLeonardoSpectrum-Alteraのライセンス・ファイルがメールで送られてきます.通常はライセンス・ファイルが添付ファイルになっていますが,ご使用のメーラによってはテキスト形式で本文に含まれている場合もあります.
 以下の手順は添付ファイルだった場合を想定します.ライセンス・ファイルに必要なテキスト部分も併せて示しますので,もし添付になっていない場合は,その部分を切り出してください.

 まず,適当なフォルダ(デスクトップでもかまいません)に,両方のライセンス・ファイルを保存します.MAX+PLUS2のライセンス・ファイルの名前はMACアドレスで始まる英数字の組み合わせ.dat,LeonardoSpectrum-Alteraのライセンス・ファイルの名前はlicense.datになっています.

 ここで,MAX+PLUS2のライセンス・ファイルをテキスト・エディタで開きます.中身は以下のようになっています.
FEATURE maxplus2web alterad 2003.09 15-sep-2003 uncounted \
************ HOSTID=************ SIGN="**** **** **** **** \
**** **** **** **** **** **** **** **** **** **** **** **** \
**** **** **** **** **** **** **** **** **** **** **** **** \
**** ****"
:日付けや**で示した部分は,ご使用のパソコンやライセンスの申請日時によって変わります.

 さらにもう一つテキスト・エディタを起動して,LeonardoSpectrum-Alteraのライセンス・ファイルを開きます.内容は以下のようになっています.
INCREMENT leospecls1 mgcld 2003.100 15-oct-2003 0 ********************
VENDOR_STRING=******** HOSTID=************
INCREMENT leospecls1vhdl mgcld 2003.100 15-oct-2003 0 ********************
VENDOR_STRING=******** HOSTID=************
INCREMENT leospecls1alt mgcld 2003.100 15-oct-2003 0 ********************
VENDOR_STRING=******** HOSTID=************

 このLeonardoSpectrum-Alteraのライセンス・ファイルの内容を丸ごとコピーして,MAX+PLUS2のライセンスの後に貼り付けます.以下のような感じです.
FEATURE maxplus2web alterad 2003.09 15-sep-2003 uncounted \
************ HOSTID=************ SIGN="**** **** **** **** \
**** **** **** **** **** **** **** **** **** **** **** **** \
**** **** **** **** **** **** **** **** **** **** **** **** \
**** ****"
INCREMENT leospecls1 mgcld 2003.100 15-oct-2003 0 ********************
VENDOR_STRING=******** HOSTID=************
INCREMENT leospecls1vhdl mgcld 2003.100 15-oct-2003 0 ********************
VENDOR_STRING=******** HOSTID=************
INCREMENT leospecls1alt mgcld 2003.100 15-oct-2003 0 ********************
VENDOR_STRING=******** HOSTID=************

 このファイルを,適当な名前(license2.datなど)で保存します.これで,論理合成ツールも使えるライセンス・ファイルができました.

<手順4>ライセンスを認識させる
 解説書やCD-ROMの説明を参考にして,各ツールにライセンスを認識させてください.手順は全く同じです.


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