ここでは,Interface 2008年9月号付属ColdFireマイコン基板についての
FAQ(よくある質問)情報をお伝えします
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Q12. 9月号特集の写真を見ると、パルストランス内蔵RJ-45コネクタとして、YCL社のPTC1111-09L1Gを実装している写真があるのですが、このコネクタでも動作するのでしょうか? 推奨コネクタの一覧に入っていない理由は何でしょうか?
A12. ご指摘のとおり、このコネクタも使用可能ですが、このコネクタはLEDを2個内蔵したタイプなので、LED用の足が基板の外にはみ出ます。ColdFireマイコン基板では基板上にリンクおよびアクティブLEDを実装しているため、LEDを内蔵していないタイプのものを推奨コネクタとしています。
リンクおよびアクティブLEDを基板上に実装した理由としては、これらのLEDが接続されたピンをGPIOモードに設定すると、LANの通信状態とは関係なく、CPUからLEDの点灯を制御できるようになります。組み込みマイコン・プログラミングの入門として、LEDを点滅させるプログラムの作成が第1歩であると考え、これらのLEDをRJ-45コネクタとは切り離し、基板上に実装することにしました。
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Q11. Windows VistaでTFTPコマンドが使えません。
A11. 「Windows VistaからColdFireマイコン基板にアクセスする方法」というページを用意したので、そちらを参照してください。
>>Windows VistaからColdFireマイコン基板にアクセスする方法
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A9. 訂正版
CPU内蔵フラッシュROMを消してしまうと、設定したMACアドレスも消えてしまいます。また本誌2008年9月号pp.56-57掲載コラム2の方法で、子機のフラッシュROMを全消去してからクローンを作成すると、仮のMACアドレスに戻ります。
MACアドレスの再設定のためにも、厚紙を捨てずに取って置くか、厚紙に記されているMACアドレス設定用コードを忘れないようメモを残しておいてください。