main 関数を実行すると、各種の初期化を行い、割り込みハンドラ afw::rxISRを登録した後、 割り込みとDMAを許可してオーディオ信号の送受信を行う。オーディオ信号はSPORT0経由で入力 し、DMAによってメモリ上に格納される。2次元DMAの各行が終わるたびにオーディオ信号受信割り込み が発生し、 afw::rxISRが呼び出される。
afw::rxISRは割り込みをクリアし、トリプルバッファの制御を行う。そしてしかるべきデータを DMAの受信バッファから取り出すと、使いやすいよう並べなおしてユーザー定義のコールバック関数 afw::processDataを呼び出す。
afw::processDataは実際に信号処理を行う場所である。このアプリケーションでは左チャンネルに IIRフィルタを施している。右チャンネルへの出力は参照用に左チャンネルの入力をそのまま流している。
EZ-KIT Lite BF-537のディップスイッチの設定は以下のとおり
VisualDSP++ 4.5 November 2006 update にて動作確認。