00001 #include "afw.h" 00002 #include "ad7998.h" 00003 00004 /** \file processdata.cpp 00005 * \brief オーディオコールバック関数 00006 * \author アナログ・デバイセズ株式会社 00007 * 00008 * このファイルは、オーディオ処理のコールバック関数を含む。 00009 */ 00010 namespace afw{ 00011 00012 /** コールバック関数の処理化 00013 * @param count afw::processDataが呼ばれる際、各バッファに格納されているオーディオデータの数 00014 * 00015 * afw::processData()関数を呼ぶ前に初期化の必要がある場合は、この関数内部で行う。 00016 */ 00017 void initProcessData(int count) 00018 { 00019 } 00020 00021 /** オーディオ・コールバック関数 00022 * 00023 * @param leftIn 左チャンネルの入力データバッファ 00024 * @param rightIn 右チャンネルの入力データバッファ 00025 * @param leftOut 左チャンネルの出力データバッファ 00026 * @param rightOut 右チャンネルの出力データバッファ 00027 * @param count 各バッファに格納されているオーディオデータの数 00028 * 00029 * この関数はDMAが受信バッファをいっぱいにするたびに割り込み経由で呼ばれる。 00030 * 引数として渡されるのは受信データを含む入力バッファのほか、送信データを 00031 * 格納するために使う出力バッファとデータ個数である。 00032 * ユーザーは関数内部で入力バッファのデータを加工して、出力バッファに送信すべき 00033 * データをおく。呼び出しに先立って初期化が必要な場合は、 afw::initProcessData() 00034 * 関数で行う。 00035 * 00036 * 配列はshortfract型である。この16bit固定小数点型はshortと同じ大きさを 00037 * 持つが、四則は固定小数点領域で定義されている。 00038 * 00039 * for文は常に必要なので、改造する場合はfor文の内側だけを書き換える。引数 00040 * である配列の各要素は、オーディオのサンプルデータが順番に格納されたもの 00041 * である。したがって、これらを順番に処理することで、オーディオ処理を実装 00042 * できる。 00043 * 00044 * 割り込みソースのクリアなどは、この関数の呼び出し側で行うので、関数内で 00045 * 処理する必要はない。 00046 */ 00047 00048 void processData( 00049 const shortfract leftIn[], 00050 const shortfract rightIn[], 00051 shortfract leftOut[], 00052 shortfract rightOut[], 00053 int count 00054 ) 00055 { 00056 shortfract gain; 00057 00058 gain = ad7998::getValue(ad7998::Vin1); // ボリュームの値を読み取る 00059 00060 for ( int i=0; i<count; i++ ){ // 引数配列のすべてのデータを処理する。 00061 leftOut[i] = leftIn[i] * gain; // ボリュームの値を信号にかける 00062 rightOut[i]= rightIn[i] * gain; 00063 } 00064 00065 } // processData 00066 00067 }; // namespace afw 00068 00069