コンピューター・サイエンス&テクノロジ専門誌
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シリアル・フラッシュROM用ブート・ローダのプロジェクト・ファイル一式をアップロードしました

SH7262がブート・モード1または2に設定されているとき、リセット解除後に最初にSPI接続シリアル・フラッシュROMから読み込まれる先頭8Kバイトの部分に格納する、シリアル・フラッシュROM用ブート・ローダのプロジェクト・ファイル一式を用意しました。

今回はブート・ローダとして次の2種類を用意しました。一つは、SH-2Aマイコン基板に標準で書き込み済みのブート・ローダと同じ仕様の、シリアル・フラッシュROMの前半と後半をわけ、SH-2Aマイコン基板上のジャンパ設定JPP2の状態によりブートするプログラムを切り替える「ブート・ローダ(その1)」と、シリアル・フラッシュROMに最大56Kバイトまでの一つのプログラムのみ格納する「ブート・ローダ(その2)」です。

なお本ブート・ローダのオリジナル・ファイルは、ルネサスのサイトでもユーザ登録後に入手可能なファイルとなっています。そのためダウンロードするにはCQ connectへの会員登録をしていただき、その後にCQ connectのページからダウンロード可能になります。

ブート・ローダ(その1) … JPP2によるブート切り替え版
SPIbootloader1.zip
ブート・ローダ(その2) … 単一プログラム・ブート版
SPIbootloader2.zip

ROM化するプログラムのサイズが32Kバイトを超え、56Kバイト未満の場合は、ブート・ローダ(その2)を使って起動させることができます。
本ブート・ローダを使ってシリアル・フラッシュROMを書き換えると、HEWモニタは消えてしまうので、実機デバッグを行う場合や、シリアル・フラッシュROMの内容を元に戻すには、JTAGデバッガなどが必要になります。

 


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