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Interface編集部ブログ

FAQ5:付属SH-2Aマイコン基板について(その2)

Q3.今回のSH-2Aマイコン基板はUSB用の48MHzをシステム・クロックとしても使うようですが、やはり本来のシステム用に18MHzの水晶発振子を実装したほうが、CPUコアをフルパワーで動かせるのでしょうか?

A3.USB用の48MHzを使っても、CPUコアを144MHzで動作させることは可能です。本誌に掲載しているほとんどのサンプル・プログラムが、CPUコアを144MHzで動作させています。
 付属SH-2Aマイコン基板はクロック・モード1を使っていますが、このモードの問題点?は、バス・クロックが48MHzのみ、周辺クロックが24MHzか12MHzの設定しかできない点です。
 システム用に18MHzの水晶発振子を実装し、クロック・モード2でCPUを起動すると、周辺クロックとして設定可能な周波数として、36M、24M、18M、12Mの4種類を選択できます。もちろんこのときCPUコアは144MHzで動作可能です。

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Q4.付属基板に実装されているブート用SPI接続シリアル・フラッシュROMの内容を消してしまった場合に、復旧させる方法について教えてください。

A4.大変申し訳ありませんが、シリアル・フラッシュROMを飛ばして誌また場合は、基本的にはJTAGデバッガをご用意いただく必要があります。こちらのページ(http://www.kumikomi.net/interface/editors/2010/04/sh-2a_1.php)から、
  SH-2Aマイコン基板実装SPIシリアル接続フラッシュROM アップデート・ファイル
をダウンロードし、JTAGデバッガを使ってフラッシュROM書き換えプログラムおよび書き換えデータをダウンロードして実行してください。

 なお現在、正常に起動する付属SH-2Aマイコン基板をもう1枚用意し、それと組み合わせてフラッシュROMの内容を復旧させる手立てを考案中です。近日中に公開予定ですが、それまで今しばらくお待ちください。

 

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