シリアル・フラッシュROM用ブート・ローダのプロジェクト・ファイル一式をアップロードしました
2010年6月号付属SH-2A基板お知らせダウンロード 2010年5月21日
SH7262がブート・モード1または2に設定されているとき、リセット解除後に最初にSPI接続シリアル・フラッシュROMから読み込まれる先頭8Kバイトの部分に格納する、シリアル・フラッシュROM用ブート・ローダのプロジェクト・ファイル一式を用意しました。
今回はブート・ローダとして次の2種類を用意しました。一つは、SH-2Aマイコン基板に標準で書き込み済みのブート・ローダと同じ仕様の、シリアル・フラッシュROMの前半と後半をわけ、SH-2Aマイコン基板上のジャンパ設定JPP2の状態によりブートするプログラムを切り替える「ブート・ローダ(その1)」と、シリアル・フラッシュROMに最大56Kバイトまでの一つのプログラムのみ格納する「ブート・ローダ(その2)」です。
なお本ブート・ローダのオリジナル・ファイルは、ルネサスのサイトでもユーザ登録後に入手可能なファイルとなっています。そのためダウンロードするにはCQ connectへの会員登録をしていただき、その後にCQ connectのページからダウンロード可能になります。
ブート・ローダ(その1) … JPP2によるブート切り替え版
→SPIbootloader1.zip
ブート・ローダ(その2) … 単一プログラム・ブート版
→SPIbootloader2.zip
ROM化するプログラムのサイズが32Kバイトを超え、56Kバイト未満の場合は、ブート・ローダ(その2)を使って起動させることができます。
本ブート・ローダを使ってシリアル・フラッシュROMを書き換えると、HEWモニタは消えてしまうので、実機デバッグを行う場合や、シリアル・フラッシュROMの内容を元に戻すには、JTAGデバッガなどが必要になります。