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Interface編集部ブログ

2010年6月号付属SH-2A基板を接続した環境にRX62N基板を接続する場合の注意点

 昨年2010年6月号付属SH-2A基板を接続したことのある環境に、今回のRX62N基板を接続する場合、次の点に注意点してください。

 デバッグ・コンポーネントのバージョンアップ

 ワークスペース/プロジェクトを指定せずHEWを起動して、「アドミニストレーション」を選択してください。「Debugger Components」のツリーを開いて、「Training Monitor platform」のバージョンが5.0だった場合は、いったんこれを選択して「登録解除」をクリックしてください。そして念のため一度HEWを再起動してください。
 その後に、5月号第6章の説明にしたがいRX62N基板企画スタートアップ・ファイル(RX62NStartUp.zip)内のDLLを上書きコピーし、「Training Monitor platform」のバージョン5.1を登録してください。

図1 バージョン5.0を登録解除


図2 RX対応バージョン5.1を登録


 仮想シリアル・ポート・ドライバのバージョンアップ

 仮想シリアル・ポート・ドライバもバージョンアップしています。SH-2A基板企画時点では、Windows2000/XP用と、Vista/7とで異なるINFファイルをインストールしましたが、今回はWindowsXP以降で共通となりました。ドライバの更新作業で新バージョンのINFファイルをインストールしてください。


図3 SH-2A基板企画時点の旧バージョン


図4 RX基板企画の新バージョン


 なお、どちらのドライバもSH-2A基板にも対応しているので、RX版にバージョンアップした後も、そのままSH-2A基板を使うことができます。

 

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