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Interface編集部ブログ

はんだ付けせずにフラッシュROM書き換えモードを起動する方法

 CPU内蔵フラッシュROMを書き換えるには、CPUをUSBブートモードで起動する必要があり、付属RX62N基板では基板上のジャンパJPP1をショートした状態で電源投入またはリセットする必要があります。
 JPP1をショートするには、本来であれば2ピンのピンヘッダをはんだ付けし、そこにショートピンを差し込む必要があるのですが、次のような裏ワザ?で、ピンヘッダをはんだ付けしなくても、USBブートモードを起動させることができます。

 下記の写真のように、ショートピンを差し込んだ状態のピンヘッダをRX62N基板に差し込み、スルーホールと確実に接触させるために、写真矢印で示すようにどちらかに倒す方向に指で押さえて、RX62N基板の電源を投入します。パソコン側で「Generic Boot USB Direct」デバイスが認識されたら、ショートピンを外してもokです。USBブートモードの起動の判定は、リセット信号の解除時に行われるので、一度USBブートモードで起動したら、JPP1の状態が変化しても大丈夫です。



 写真1 JPP1にショートピンを差し込んだ状態のピンヘッダを差し込む


 また、金属製のピンセットでJPP1をつまんでショートさせておくという手もあります。起動後はピンセットは外してかまいません。


 写真2 金属製のピンセットでJPP1をつまんでショートさせておく

 ここで紹介する方法は、推奨される方法ではありませんが、てっとりばやくフラッシュROMを書き換えたい!というときには便利な方法です。
 

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