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Interface編集部ブログ

FAQ.02 FM3マイコンの開発環境について(その2)

Q3. 7月号掲載の、
  ・第1章 ARP要求/応答&PING要求/応答テスト・プログラム
  ・第2章 FatFsサンプル・プロジェクト
  ・Appendix1 純正USBホスト・プロジェクトのgccへの移植
  ・第6章 FM3マイコン版MP3プレーヤ
  ・Appendix3 FM3版TOPPERS/ASP
などではgccコンパイラとしてSourcery CodeBench Lite Editionが使われていますが、このコンパイラの具体的なダウンロード方法を教えてください。


A3.
 「Sourcery CodeBench Lite Edition」は、Mentor Graphics社が無償で提供しているGNUベースのコンパイラです。もともとはCode Sourcery社から提供されていましたが、同社をMentor Graphics社が買収し、現在に至っています。よって旧名称としてのCode Sourceryという名称も残っています。

 ダウンロード方法ですが、まずはMentor Graphics社の下記ページを開いてください。
  http://www.mentorg.co.jp/embedded-software/sourcery-tools/sourcery-codebench/editions.html




 Sourcery CodeBenchの各エディションについての説明があります。この中から“Lite Edition(無料版)”の「ダウンロード[英語]」を選択します。すると次のページが開きます。



 「Supported processors」の中から「ARM processors」を、さらにその中の「Download the EABI Release」を選択してください。
 はじめてダウンロードする場合などは、ユーザ情報の入力を求められるので、氏名やメール・アドレスを入力します。



 登録完了すると、入力したメール・アドレスに、ダウンロードURLが記述されたメールが届きます。そのURLを開くと、過去にリリースされた各種バージョンが表示されるので、必要なバージョンを選択してください。



 例えば「Sourcery G++ Lite 2011.03-42」を選択すると、次のようなページが開くので、「IA32 Windows Installer」をダウンロードしてください。



 上の例のように「Sourcery G++ Lite 2011.03-42 for ARM EABI」を選択した場合は、ダウンロード・ファイル名は「arm-2011.03-42-arm-none-eabi.exe」になります。

 ダウンロード完了後、このexeファイルを実行してコンパイラをインストールしてください。


 

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