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メインボードテストその2 DFI製スロット1 ホイットニ
DFI社のみなさんのご厚意により,特別にスロット1メインボードPW65を入手しました.さすがにインテル社のデモボードを作っているだけに,これが810か,と感動してしまいます.PCI 5本のATXに,別途サウンドチップなし,という810のこれが標準といえるボードです.

 また,特徴として,フロントパネル機器用端子が,メインボードの基板すなわちPCBと平行になっている(ボードから垂直に出ていない)ので,自作時にケーブルが混乱することなく,非常にありがたい配慮です.また,クロックもBIOSのマニュアル設定では,かなり細かく設定できるようになっています.
 810DC100と明記された,システムバス100MHz対応です.今回は,Pentium3 
500MHzを取り付けてのベンチマークです.その他の環境はいつもと同じで,64MBのメモリ,FBST3.2GBのATA33ハードディスクです. 
| FogCity2 Normal D3D | 25.55 | 図 | 
| FogCity2 Normal OpenGL | ドライバの関係か動作せず | |
| HDBENCH | 15335 | 図 | 
Pentium3の500MHzですから,この程度のD3D性能は当然という気もするのですが,ここに来て,810のグラフィックス性能が優れていることがわかります.
 ドライバが正しく入っている
 ドライバが正しく入っている
TNTレベルとまでは行かないまでも,TNTの80%以上のレベルはクリアしているようですね.しかし,チェインテック製のボードでもFOGCITY2のOpenGLが動作しなかったので,どうやら,ドライバの関係か,チップセットとプログラムとの互換性問題なのか判断できていません.
サウンド
 次はサウンドです.サウンドについては,実際に聞いた感覚をお伝えするしかないですが,懸念していたようなノイズはありません.さすがインテル社のデモボードを作っているだけのことはあります.FOGCITY2のサウンドがクリアに再現されています.
 なお,このサウンド機能にはアンプは搭載されていないので,アンプ付きスピーカを使ってください.サウンド関係の機能が不足していると思うユーザーは,別途サウンドカードを取り付ければよいのです.ジャンパーで,サウンドを切り替えることができるようになっています.
 このとき,AMRスロットにAMRサウンドカードを取り付けることもできますし,PCIにPCIサウンドカードを取り付けることもできる仕様で,この点についてもマニュアルに記載されています.
 なお,DFIでは,日本語マニュアルも準備中で,初期出荷に間に合わなくても,WebにPDFファイルを掲載するという方法で,対処して行くそうです.今回は簡単にテストしただけなので,これからより具体的に,活用法などを含めて紹介していきたいと思っています.
 

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Copyright 1999 岩村益典