XMLとEJBによるECサイト構築            CQ 出版 OpenDesign                                   米持 幸寿 1.概要   このZIPファイルには、OpenDesign誌に掲載の記事   「XMLとEJBによるECサイト構築」で開発した座席予約システムの   全ソースコードが含まれています。 2.前提システム   IBM WebSphere Application Server V3.5 Advanced Edition (以下WAS)   IBM DB2 Universal Database V6.1+FP4 or V7.1+FP1 (以下UDB)   IBM HTTP Server V1.3.12 (以下IHS)   IBM Development kit for Java2 Edition (以下Java2)   IBM VisualAge for Java V3.5 Enterprise Edition (以下VAJ)   上記システムが可能なオペレーティングシステム   (ただし、MS-Windows 2000 でのみ稼働確認済み) 3.内容物   AppServer\ x:\WebSphere\AppServer\* に導入される実行時ファイル   htdocs\ x:\IBM HTTP Server\htdocs\* に導入されるファイル   ejbxml.dat VisualAge for Java からEXPORTしたリポジトリーファイル   EXPORT.CMD DB 表をエクスポートするためのコマンドファイル   CREATEDB.CMD DB 表をインポートするためのコマンドファイル   order.ixf ORDER表のエクスポートファイル   orderid.ixf ORDERID表のエクスポートファイル   reserve.ixf RESERVE表のエクスポートファイル   user.ixf USER表のエクスポートファイル   userhist.ixf USERHIST表のエクスポートファイル   readme.txt このファイル ******************************************************************** 注:[2001年2月8日更新版]では, 以下のファイルが追加されています.   ejbsource.jar ユーザー定義の *.javaファイル ******************************************************************** 4.利用方法   a.ソフトウェアのセットアップ 前提となるソフトウェアをすべてインストールしてください。   b.DBの作成 DBADMIN権限を持ったユーザーでログインしてください。 Administrator や DB2ADMINが良いでしょう。     すでにデータベース「OPNDSGN」が存在する場合は、ドロップしてから     実行してください。 スタートメニューから 「プログラム」→「IBM BD2」→「コマンドウィンドウ」を開いてください。 createdb.cmd を実行してください。 データベース「OPNDESGN」が作成され、必要な表が作成されます。   c.アプリケーションのコピー AppServer 以下のディレクトリーは、WebSphere\AppServer へコピー、 htdocs 以下のディレクトリーは、IBM HTTP Server\htdocs へコピー してください。   d.エンタープライズ・ビーンの登録 AppServer\deployedEJBs\Deployedxmlejb.jar は、ディプロイ済みの JARファイルです。次の手順で登録します。 ア.WASのAdminサーバーを起動します。      サービスから起動する。または、スタートメニューから  プログラム→   「IBM WebSphere」→   「Application Server V3.5」→   「Start Admin Server」 イ.WASの管理サーバーを起動する  プログラム→   「IBM WebSphere」→   「Application Server V3.5」→   「管理コンソール」     ウ.「データソースの作成」をしてください。      ・「コンソール」→「タスク」→「データソースの作成」      ・すでにインストール済みのJDBCドライバーを使用       (インスタントDBを使用しているなら、DB2用のドライバの登録が        事前に必要)      ・データソース名「OpenDesgin」      ・データベース名「OPNDESGN」     エ.ツリーから、「Default Container」を探す     オ.右クリックし、「作成」→「Enterprise Bean」を選択  「EnterpriseBeanの作成」ウィンドウで、JARファイルの「参照」を  選択し、Deployedxmlejb.jar をリストでダブルクリックする。     カ.ビーンを選択して、追加する  エンティティ・ビーンの場合、DBアクセス用のユーザーID/パスワードを  設定するのを忘れずに。このときのユーザーIDは、DB表を作成した時の      ユーザーIDを指定してください。「表を作成」はオフにしてください。     キ.管理クライアントから、Default Serverを起動します。   e.リポジトリーバックアップのインポート ア.VisualAge for Java を起動し、ワークベンチから、       必要なフィーチャーの追加をします。(本誌記事参照) イ.「ファイル」→「インポート」を選択します。 ウ.データソースの選択では「リポジトリー」を選択し、「次へ」を押す。 エ.ローカルリポジトリーを選び、「ブラウズ」を押し、xmlejb.datを選択 オ.プロジェクトを選択し、「詳細」を押す カ._CQ出版を選択し、最新バージョンを選択 キ.最新プロジェクト・エディションをワークスペースに追加を選択 5.実行方法   a.http://localhost/opendesign/selectday.htm を開く   b.適当な日付を選択   c.座席を選択   d.ユーザー/パスワードを入力 次のユーザーIDが利用可能です。 userid=yone , password=password userid=yamada, password=password     新しいユーザーIDを使いたい時は、USER および USERHIST 表に行を追加して     ください。   e.カード情報を確認   f.取り引き情報を確認   g.結果を確認 6.免責等   ・このZIPファイルに含まれるすべての内容は、作者に著作権があります。   ・含まれるプログラムには、問題があることが確認されています。    バグ取りもやっていません。   ・これらのファイルを利用することによるいかなる問題や損害に関しても、    CQ出版および作者には一切の責任はありません。   ・プログラムにいかなる問題があっても、CQ出版および作者はその修正の責務を    負いません。   ・内容に関してのいかなる意見や質問などのメールをいただいたとしても    CQ出版および作者は、それに対する回答の一切の責任を負いません。 7.商標   本文中に頻出するすべての商標は各社のものです。