お試しWhistler

Whistler Professionalを選択

 Whistlerのベータ1を入手した.
 選択肢は3つ.何を入れようか迷ったが,手元にあったマシンに入るものを検討した結果・・・

<システム要件>
CPU:最低233MHz,推奨300MHz
HDD:最小2GB

種類            CPU最大数 RAM(最小/最大/推奨)

 Whistler Personal        1   64MB/4GB/128MB
 Whistler Professional      2   64MB/4GB/128MB
 Whistler Advanced Server    8   128MB/8GB/256MB

 対象マシンは,Pentium II 266MHzのRAM:128MB.
Advanced Serverの「RAM:最小128MB」はさすがに恐ろしいので,ここはPersonalかProfessionalに絞る.
ん?違いは何だろう?(CPUの数だけ?)
・・・結局,今後の「Professional版」の意義を確かめよう,と決めた.

インストール作業

 Windows95からのアップグレードは,ProfessionalでもPersonalでもできないということだったので,別フォルダへのインストールとした.
 CD-ROMから,再起動を行いながらインストールは進行した.

 インストール自体は,Windows 98のインストール画面と似ている.最初はファイルのコピーと再起動を自動で行い(ただし,途中でフリーズしたりした.ハードの問題か?),そのあとに名前などの設定画面に移る.
※ドメインに参加させるためには,権限のあるユーザー(Administrator)のパスワードを知らないとインストールできない(ベータ版のせいか,「後で参加させる」の選択肢もない).これは不便では?
(...と思っていたら,どうやら単なる未実装のようである.あるいは,Whistlerでこの部分の仕様を改善しようとしているのでは?...という期待がちらり)

印象

 インストール作業が済むと(自動的に再起動したようである),Administrator(マシンのデフォルトユーザー)でログオンをすることになる.画面は,まるでSBSの管理画面のように,絵と文字ベースである.フォントも異様なほど 大きい(親しみを持たせようとしているのだろうが!).
# これがはたして,Whistler "Professional"か?...

 おそらくほとんどのメニューがWebベースになっているのであろう.スタートボタンを押したときの表示メニューも異なっている.

 全体的に,あまり目新しさはなく,画面まわりで「容易」な印象を与えようとしているだけ,という気がした.ただしまだベータ1なので,まだ今後どう変わっていくかはわからず,展開が楽しみなところではある.
 ただ,分かりやすく変えたつもりでも,既存ユーザーから見ると「前にあったあのメニューはどこに行ったの?」と思われることも多いのでは?と感じた(コントロールパネル内の「システム」に辿りつくのに階層が1つ深くなった.むむむ.何だか面倒...)