1.どんなマシンが使えるのか
さて、近辺を見回して見よう、捨てるには忍びがたいマシンがいくつか転がってはいないであろうか。実は私の職場にも、リースを終え、かなり昔から捨てずに取ってあるPC9801UXが5台ほど転がっている。他にも20年前のSORDやかつてNetwareサーバで使ったAXマシンの残骸等がある。これらのマシンは色々再利用を考えてみたのだが、未だに使い道はない(ただ、PC98のCバスに差さっていた4MのEMSメモリとネットワークボードそれに電源は他のPC98で使っている)。
これらの機械はおそらくその役目を十分に果たしたと言って良いのかもしれない。「もしかして、我慢して捨てずに取っておいたら、後で役に立つかも?」なーんて考えたりもするが、難しいところである。しかし捨てるには惜しい。
それでは、今にも捨てられそうであったり、既に放置されたパソコンで、いったいどれ位までの物が直ぐにでも使える物なのか、考えてみる。
おそらく、DOS/V系のマシンはかなり古くても、相当使い道があるのではないだろうか。特にCPUが取りあえずDX4/75MHz以上あれば十分にそのままでも使えると思う。仮に壊れていたとしても、内部のメモリや、ISAやPCIバスにこっそり差さっている各種カードは文句なしに使えるはずである。電源だけでも良い、どこか動きそうな所をチェックしてみる価値は十分にある。
つい最近私はペンティアム75MHzメモリ16Mのノートパソコンを5000円強で手に入れた。同時期にDX4/100MHzメモリ16MのデスクトップパソコンをCD-ROMドライブなしで500円で手に入れ使っている。使ってみると、これらは十分に実用になるわけで、随分工夫して、なんと400MHzクラスのマシンより立ち上がりだけは速くなってしまった。
次へ
目次にもどる