2.Macの場合
 自分で言うのもおかしいが、私はMacintoshについてはかなり、”通”である。現在自宅に4台の稼働可能なマシンと1台のジャンクを持っている。Macintoshの場合その先進的OS故、現在でもすべてのマシンが実用で使え、捨てるところはない(誉めすぎかもしれないが)。スピードは、どのマシンでも、まーどうにか我慢のできるスピードであり。なんと、10年近く前に出荷されたMacintoshLCとか、IIci、IIcXでもきちんとモデムとLANどちらでもインタネット接続が可能で、NCSA MosaicでインターネットHPを閲覧することすら可能なのである。ちなみにその頃のマシンでも複数のディスプレィを繋げて仮想大画面を設定できた。Windowsマシンではつい最近のことではなかったかなと思う。
 それから、古いマシンのMacOS(7.0E以前)は無料で提供されている。だから、不要なMacintoshについては、見つけたら直ぐに手に入れるか拾うべきである。ちなみに最近手に入れたLCは、マザーボードを見ると明らかに水没をした後が見られ、未だに泥水の付いた後がある。幸い腐食は見られなく、一時水没により動作しなくなり、前の持ち主が廃棄した物と考えられる。なんとLCスロット用ネットワークカードが差さっており、そのカードだけでも貴重である。HDはすべてSCSI接続であり、最近のUSBを備えたMacにはなくなってしまったが、SCSIインターフェイスは標準装備である。アップルトークというネットワークも何の追加装備もなく標準で組むことができる。
 私のようにただ目的もなく、「いつか使えるぜ?」という理由だけで、マシンを集めてストックすることができる環境の方はそんなに多くはない。もしかするとそれがきっかけで家庭内争議にもなりかねないので、十分注意していただきたい。ちなみに我が家では、既にあきれられて放任されている。  正直言って廃棄したい機械はいくつかあるのだが、Macintosh等の古いマシンはデザインも良いので捨てがたい。確か筐体も周辺機器もドイツのフロッグ社による物だ。(IIciまでであるが)だから、インテリア?として古いMacを私の書斎に置いているが、取り敢えずこちらは家族のだれからも苦情は受けていない。
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