8.ジャンクと言っても本当に使えない物は少ない
以前、ジャンク屋で他のマシンと比較にならない200円のマシンを見つけ、ちょっと気が引けたが、値段が値段なので購入したことがある。取りあえずFDドライブだけ使おうと思って家に持ち帰り、中を開けて見たのだが、なんとパーツがケースの中に無造作に放り込んであり、それらを組み立ててみると、立派なペンティアム100MHzマシンになってしまった。メモリも40M積まれていて、現在でも立派に知人宅で動いている。
ところが、それを良いことにディスプレィを2000円で2台購入した。しかし、残念ながら見かけの良かったほうの一台は”うんともすん”とも言わず、結局廃棄した。今考えると少々もったいないことをしたと思うが、ディスプレィの場合内部に高電圧部があり、よほどの知識がないと怖いので、あまりパーツ取りにはお勧めできない。一般にディスプレィのジャンクと言うのも少ない(ディスプレィは基本的に長寿である)。それでも、希にNetwareサーバ等のモニターとして長く使われていた物で、電源が切れていてもその表示が画面に焼き付いているジャンクな物もある。
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