4月1日家電リサイクル法スタート
 家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)が4月1日から施行された、この直前の3月下旬、何故か洗濯機と冷蔵庫、エアコンそしてテレビが燃えないゴミとしてほうぼうのゴミ集積所に置かれていた。実はそう言う私も十数年前に購入したちょっと写りの悪くなっていたカラーテレビをここぞとばかり、少々浮かぬ気持ちで集積所に運んだ1人でもある。
 この家電リサイクル法、施行されるにあたってテレビ、洗濯機、冷蔵庫、エアコンが何故かそのターゲットになったわけであるが、パソコンについてもその審議の中で寿命の短さなどから、リサイクルが計られるべき家庭電気製品として注目されていたのをご存じであろうか。ちなみにパソコンは平均してどの程度の期間有効に使われているかと言うと、まー短い物で数ヶ月、長い物でも5・6年と言ったところであろうか。とにかく、電気製品としては異常に短い寿命なのである。
 家電リサイクル法は取りあえず4品目に限っているが、いずれパソコンも含められる可能性は強い。しかし、市町村の資源回収能力等を考えると、この4品目に限定されたのはやむを得ないことらしい。
 なお、同じく4月1日に施行された改正リサイクル法(資源有効利用促進法)では、事業系のPCや2次電池について、PCメーカーに自主回収および再資源化が義務づけられている。
 と言うことは、個人事業者以外の家庭でのパソコンはやはり、それに当てはまらないわけで、今までどおり燃えないゴミや粗大ゴミに当たるのである。もったいないことである。
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