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〔表1〕HTTPのおもなコマンド 
 
  
 
 
〔表2〕HTTPのおもな応答コード 
 
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● HTTPの応答コード 
 サーバソフトウェアは,クライアントから空行が送られてくるまで,ただじっと要求を受信し続けます.そして,ついに空行を受信すると,クライアントからの要求が終わったと判断して,今度はクライアントに対して応答します.このとき,図4のBのようにまず3文字の数字が送られます.これはクライアントからの要求に対して,サーバでエラーが起きたか,処理が成功したかなどの情報で,表2に代表的なものを示します. 
 もし,GETコマンドが成功すると,サーバは200という成功したことを表すコードを返します.このコードの次の行からは,サーバが送り返すファイルに関するさまざまな情報が続きます.これには,ファイル形式,ファイルの大きさなどが含まれていて,実際に画面に表示などを行うWWWブラウザソフトウェアはこの情報をもとに,画像ファイルであるか,データであった場合にはどのアプリケーションを起動するかを決定します. 
 ファイルに関する情報のあとには,やはり空行が送られてきます.そして,この空行の次の行からが実際のファイルやデータということになります.データの最後の1バイトが送られると,TCPのセッションが閉じられ通信が無事終了します. 
 
 
  
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