2001年9月号 特設記事*1.5kW出力の3相モータ・インバータの製作

公開:2001年8月20日


トランジスタ技術 2001年9月号
特設記事*1.5kW出力の3相モータ・インバータの製作
関連プログラムとデータなど
TR0109M
トランジスタ技術編集部
CQ出版(株)
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概要
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 このアーカイブには,表題の記事で使用されているプログラムの関連ファイルが収録されています.詳しくは該当記事を参照してください.
 アーカイブは,LHA[(C)吉崎栄泰]によって圧縮されています.

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動作確認
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 プログラムは筆者の元で動作を確認済みです.

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ファイル一覧
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 ディレクトリ内のファイル構成は,README.TXTを参考にしてください.

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H8/3048Fのプログラム・ソースの取り扱い
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●必要なもの
 Cコンパイラは日立製,アセンブラとリンカは日立マイコンシステムのものを使用しました.書き込み機は北斗電子製のフラッシュ・メモリ・ライタ Flash1を使いました.
●インプリメントの方法
 ソースをコンパイルしてモトローラHEXファイルを作ります.そしてライタのソフトウェアを起動し,このHEXファイルを読み込み3048に書き込みます.書き込みの際には3048には電源が入っていなければなりません.ソースを変更しない場合は提供したモトローラHEXファイルで書き込めば記事に記載した仕様で動作します.最近インターネットでダウンロードできる無料のCやアセンブラがあるそうです.

★警告…感電と機器の破損に注意!
 このインバータのCOM(GND)端子には入力のAC200Vを整流した−端子がつながっています.フラッシュ・メモリ・ライタやパソコンを接続して書き込みを行うと,GNDにはダイオード1個を介してAC200Vが加わり,感電や機器間に異常な電圧が加わり機器を破損する可能性があります.
 私は書き込みの際は3相の3本の入力の内のどれか2本にAC100Vを加え,電圧を下げて行いました.レギュレータの入力は90〜260Vなので回路は動作します.
 いずれにせよ,いわゆるトランス・レスなので感電には注意してください.
 書き込みに使用するパソコンは端末を外したバッテリで動作するノート・パソコンなどがよいでしょう.安全な方法は書き込み後にAC200Vの整流回路を接続することです.

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掲載記事の訂正
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 下記の間違いがありました.お詫びして訂正いたします.<編集部>
(1)p.236,表1
 V-Fパターン数の値などの欄「低速トルク・モード4」→「低減トルク・モード4」
(2)p.237,図1
 右下の2000pF,2kVはシグナル・グラウンド(▽印)ではなく,フレーム・グラウンドに接続する.
(3)p.240,写真4のキャプション
 「MP6753」→「MP6752」

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著作権
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 収録したプログラム,データおよびドキュメントなどの著作権は,各著作権者(すなわち筆者)にあります.
 ただし,TR0109M.LZHをそのままの形,あるいは変更箇所と履歴を明記したファイルを添付したうえで,無償で再配布するのは自由です.著作権者への連絡の必要はありません.
 なお,本アーカイブ中のRTLソースやプログラム,およびこれらを改変したものを販売などの営利目的に使用することを禁じます.
Copyright 2001 by Kuniyuki Shigeyasu
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免責
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(2)プログラムやデータにバグや欠陥があったとしても,著作権者とCQ出版(株)は,修正や改良の義務を負いません.


2001年9月号 特設記事*1.5kW出力の3相モータ・インバータの製作 :TR0109M.LZH (約51Kバイト)