アットマークテクノ,「Armadilloで高専ロボコン応援!! キャンペーン」開始

 ARM+Linux組み込みプラットフォーム「Armadillo(アルマジロ)」の株式会社アットマークテクノは,高専ロボコン出場チームを対象として,4.3インチカラーのタッチパネル液晶を付属した組み込みCPUボード「Armadillo-440」を無償で提供する「Armadilloで高専ロボコン応援!! キャンペーン」を実施します.


 「高専ロボコン」(「アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト」)は,全国の高専(高等専門学校)の在校生で構成された参加チームが,自ら設計・製作したロボットでどれだけ早く課題をクリアできるかを競うコンテストです.

 全国大会は毎年秋に行われており,その模様は毎回,主催者であるNHKでテレビ放映されています.

 

 アットマークテクノは,組み込み開発に携わる技術者の育成支援を目的とし,特にものづくりに対する意識の高い若者が集まることで知られる高専ロボコンの出場チームを対象に,本キャンペーンを企画いたしました.

 

 Armadillo-440は,ARM9プロセッサを搭載しLinux OSをプリインストールした組み込み用CPUボードで,監視装置や制御機器などの用途に数多く採用されています.

 高専ロボコンの参加チームの多くが従来から利用しているワンチップマイコンに比べて,Linuxのソフトウェア資産と400MHzの高い処理能力,USBを活用した柔軟な拡張性を活かしたロボット開発が可能です.

 例えば高度なアルゴリズムを搭載した自律ロボットや付属のタッチパネル液晶を活用した状態監視やコントロール機能を持ったロボットなどを実現することができます.

 

 Armadilloは,Linux関連の情報提供が充実していることも大きな特長です.

 組み込みLinuxの開発初心者をターゲットにしたガイドブック「Armadillo実践開発ガイド」はWebサイトに無償公開されており,初めて組み込みLinuxの開発をするユーザーでも比較的かんたんにスタートアップすることができます.

 また,開設しているメーリングリスト上で,Armadilloユーザー同士が自由に情報・意見交換でき,実際に開発に携わるエンジニアとも交流できるため,ユーザー同士がお互いの知識を高めていくことができます.

 

 「Armadilloで高専ロボコン応援!! キャンペーン」は,2013年12月2日までの期間限定で実施します.

 高専ロボコン出場予定チームであれば,アットマークテクノWebサイトに掲載された所定手続きを行うことで,Armadillo-440を無償で入手可能です.

 

プレスリリースの全文

 http://www.atmark-techno.com/news/press-releases/20130927_robocon

 

キャンペーンサイト

 http://www.atmark-techno.com/robocon2014