テーマは「カワイイ」,芝浦工業大学で女子学生向け電子工作ワークショップを初開催

編集部

 2014年8月25〜27日の3日間,芝浦工業大学 大宮校舎(さいたま市見沼区)にて,女子学生を対象とした電子工作プロジェクト「Fab Girl Project」のワークショップが開催されました.

 Fab Girl Projectとは,生活をより豊かで楽しいものにするためのデバイス(電子機器)作りを行う,芝浦工業大学 女子学生のプロジェクトです.今回のワークショップでは,3人ずつ程度のグループに分かれて,Arduinoマイコン・ボードを使った作品作りに挑戦しました.

 


激励に訪れた学長以外は,教員も受講生もみんな女性

 

 作品のテーマは「カワイイ」.なでると反応するぬいぐるみやチンアナゴの水槽を模したもの,箱を開けるとケーキが入っていてハッピバースデーの曲が流れる,など,それぞれのグループで製作に励みます.

 

 

 3日間のワークショップは,Arduinoの使い方やLEDの使い方,センサ値の取得方法などの基礎学習に始まり,班分けとアイディア出し,買い出し,製作,発表会と盛りだくさんでした.また,作業の合間に楽しいランチやお菓子タイムも設けられ,参加者どうしの交流が深まっていたようです.

 普段の授業の実習では,人数の多い男子学生が実作業を担当することが多いとのこと.遠慮することなく挑戦できる少人数のプロジェクト学習は,とても楽しそうでした.また,学部や学年を超えて物作りができるというのも良い機会だと感じました.

 

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