トラ技ジュニア No.24(2016年冬号)注目記事
「 ラズベリーパイでIoTデビュー 」の補足情報

Linuxカーネル・イメージを書き込んだ
microSDカードの作成方法

山際 伸一

 

 トラ技ジュニア No.24(2016年冬号)に掲載した注目記事「 ラズベリーパイでIoTデビュー 」の補足情報を公開します.

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用意するもの

 ラズベリーパイ(Raspberry Pi)を使うには,まずLinuxカーネル・イメージを書き込んだmicroSDカードを用意する必要があります.以下のものを用意します.

 

 

ソフトウェアをダウンロード&インストールする

 Linuxカーネル・イメージは,「RASPBIAN JESSIE」(カーネル・バージョン4.1)をダウンロードして使います.カーネル・バージョンが4以上でないと,ラズベリーパイ2のマルチコアをサポートしません.2015-09-24-raspbian-jessie.zipを,日本語の含まれないパス(例えばC:\)に解凍します.
 SD Formatterはインストールします.
 Win32 Disk Imagerは,zipファイルを適当なフォルダに展開します.

 

microSDカードをフォーマットする

 microSDカードをパソコンのSDカード・スロットに差し込み,SD Formatterを起動して,一度フォーマットします(図1).このとき,[オプション設定]を押し,消去設定として[イレースフォーマット]を選択して,フォーマットを行います.

 


図1 SD Formatterでフォーマットする

 

Linuxイメージ・ファイルをmicroSDカードに書き込む

 次に,Win32 Disk ImagerでLinuxのイメージ・ファイル2015-09-24-raspbian-jessie.imgを指定して,書き込みを行います(図2).図のような確認メッセージが出るので[Yes]を選択します.書き込みが終われば完了です.

 


図2 Win32 Disk ImagerでSDカードに書き込みを行う

 

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