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シャトル製FE14のテスト

 シャトル製FE14は,フレックスATXメインボードです.PCIが2本と少ないようですが,グラフィックスとサウンドがオンボードですし,AMRにモデムを取り付ければよいのでPCIスロットは使用しません.PCIを使用するならネットワークかSCSIというところですから,2本で十分です.
 見るからにキュートな作りといえます.あとはこのキュートな作りを活かすことのできる筐体を待つばかりですね.シャトル社からはどんどん情報が入ってきていますが,もう少し小型の筐体も秋には見ることができそうです.

PCIx2
AMRx1

 

テスト環境
ハードディスク:クアンタム FBST3.2 ATA33
CPU:Celeron 366MHz 
メモリ:64MB PC100仕様
システムバス66MHz
HDBENCH 13825
Fogcity2 Direct3D 22.54
OPENGL サポート外に付き測定不能

HDBENCH

  ALL Text Scroll DD Read Write Memory
         
13825          
29788 23633 22899 1759 11323 252 29 10512 10437 19103

 この性能をこの大きさで出すことができれば,DIYユーザーにとっても,いろんな筐体に取り付けることができて便利です.特にUSBを使用するなら拡張バスは不要なので,旧タイプのPC9800シリーズの筐体に取り付けることも可能に思えます.
 なお,メモリアクセスなどについては,写真を見てもらえるとわかりますが,エンジニアサンプルなので,正確な評価とはいえません.しかし,旧タイプの第1世代ともいうべきホイットニメインボードより確実に性能が向上しています.

組立感想:シャトル製FE14
 まだマニュアルが完成していないとのことで,試行錯誤を繰り返す組み立てとなりました.しかし,筐体に対してメインボードが小さすぎるので,何とかコンパクトな筐体を早く使ってみたいです.特に拡張バススロットを使わないなら,拡張バススロットの真上に電源やドライブを配置することができるのです.

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Copyright 1999 岩村益典