1982年の歴史
 
 
0208=東京・永田町のホテル・ニュージャパンで大火災.死者33人. 
0209=日航機が異常操縦で東京湾に墜落.死者24人.“逆噴射”が流行語に. 
0402=フォークランド紛争勃発.イギリスとアルゼンチン,武力衝突に. 
0623=上野−盛岡4時間.東北新幹線開業. 
◆ 
0120=JARLが太平洋学会を通じパラオ(KC6)に アマチュア無線振興のため無線機を贈呈し,五島昇学会長がエメリク大統領に贈呈. 
0210=JA1IGYが東京・千代田区の霞ガ関ビルへ常置場所を変更. 
0216=多田正信氏(JH1WDN exJ1DP/exJ2GY)逝去. 
0301=10MHz帯開放についての伝達が,箕輪郵政大臣よりJARL会長・原昌三氏(JA1AN)に対し大臣室において行われた. 
0305=東京・豊島区のJARL事務局に設置されたわが国初のレピーター局JR1WA(430MHz帯)が,落成検査に合格,免許された. 
0307=JARL会員数 12万6465名. 
0312=山野常禎氏(JA5HTP)が ブラジル・クラチバの PY5BABと交信.50MHzにおける世界遠距離交信記録1万9997.05kmを達成. 
0321=BY1PKが電波発射.中国のアマチュア無線活動が再開され,21MHzのCWで交信. 
0401=わが国で,WARC新バンドの10MHz帯を開放. 
0401=国試センターが初の電話級アマチュア無線技士試験を,東京・中央区の試験会場で実施. 
0402=IARU第3地域連合第5回総会がフィリピンのマニラにおいて開催され,JARLから会長・原昌三氏(JA1AN)ほかが出席.理事会の毎年開催,理事会議長の新設,WARC-79HF新バンドのバンドプラン,事務局の日本移管などを決定.理事会議長にランキン氏(9V1RH/VK3QV),事務局長に藤岡昌義氏(JM1UXU)を選出.(〜5日) 
0422=アマチュア局の動作周波数が変更され,1200MHz帯が1260〜1300MHzに,さらに高い周波数についても一部改正され5月1日より施行に. 
0515=元駐日国米大使マイヤー氏(W3ACE)がJARLを訪問. 
0517=第14回世界電気通信日に際し特別記念局8J1ITU,8J2ITU,8J6ITUを開設.(5月8日〜16日) 
0523=第24回JARL通常総会(常陸総会),茨城・水戸市民会館において開催.1500名が出席.アマチュア衛星の打上げ実現などへの取組みを決めたほか,会長に原昌三氏(JA1AN),副会長に田路嘉秀氏(JA3XZW),井波眞氏(JA6AV),専務理事に斎藤健氏(JA1AD)が就任. 
0601=電波の日にJARL会長・原昌三氏(JA1AN)がアマチュア無線の発展と電波行政への貢献により郵政大臣から表彰される. 
0602=IARU第3地域連合事務局を東京都豊島区巣鴨に開設. 
0612=森久信氏(JA9BE)が1200MHz帯で初のAJDを完成. 
0616=親日家としてしられたRAST会長のカムチャイ氏(HS1WR)逝去. 
0713=電話級・電信級アマチュア無線技士の操作範囲が拡大され,FAX,RTTY,SSTV,ATVなどの画像通信も可能に. 
0723=長崎県の集中豪雨に際し,情報収集や救援の通信にアマチュア無線局(日赤支部JA6YAU)が活躍. 
0731=JAφIGYに1.2GHzのビーコンが免許. 
0820='82アマチュア無線フェスティバル(第6回)が“翔ばせハムフェア'82”をキャッチフレーズに東京・晴海の東京国際貿易センター新館において開催され,3万6000名来場.期間中特別記念局8J1HAMを開設. 
0913=聴力障害者に電話級アマチュア無線技士の資格取得が可能となるよう,免許規則を改正. 
0920=JARL元副会長・石田太一郎氏(JA1KF exJA8AB)逝去. 
0923=第1回レピーター委員会(委員長・藤室衛氏JA1FC)開催. 
1001=第1回レピーター局(団体局)の受付開始. 
1006=JARL訪中団が中国河南省少林寺の全中国無線電測向競技大会に参加.なお8日北京でBY1PKを外国人として初運用し,日本へ再開30周年のメッセージなどを発信.(〜13日) 
1009=アマチュア無線再開30周年記念式典,東京・港区のホテルオークラで開催.500名出席.398名と12団体を表彰.外国からはIARU会長ボールドウィン氏(W1RU)ほかが出席. 
1025=聴覚障害者ハム第1号として広瀬敏治氏(大阪市富田林市)が受験し合格. 
1130=現行憲章の下におけるIARU管理理事会(IARU会長,副会長,事務局長,各地域の代表2名の委員からなる)設置など,組織改正に関する憲章改正が成立. 
1209=JARL会長・原昌三氏(JA1AN)がITUを訪問し,事務総局長のバトラー氏と会見. 
----=八重洲無線よりHF帯トランシーバーFT-102登場. 
----=トリオから出力45Wの144MHz帯FMトランシーバーTR-7950登場. 
----=アイコムから430MHz帯ハンディ・トランシーバーIC-3N登場.3万8400円. 
----=CQ誌(No.438),530頁,480円. 
 
 
 
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