古い個人的つぶやき(2000/4/1〜6/30)


2000年6月30日(金)

 回線トラブルのため,日中はネットワークが全面的にダウン.回復したのは19時近く.
 電子メールでいただいていた原稿やご連絡に対するお礼やお返事ができませんでしたことを深くお詫びします.



2000年6月29日(木)

 「猫の地球儀 幽の章」(秋山瑞人,電撃文庫).
 「いわゆるイヌネコ物」という分類でいいのだろうか? そのへんはよくわからない.ライトノベルというかYAのやり方としては常道なのかもしれないが,途中でさすがに拒否反応を起こした.「イヌネコ物」を否定するわけではないのだが,本作の描写に対してはちょっとやりすぎているんじゃないかと思った.逆に「イヌネコ物」だからこそ,極力描写を抑えてほしかった.設定の説得力に目をつぶれば,良くできたアイデアだし,面白い話だとも思うのだが…….

 そういえば,最近翻訳を読んでいないな……これは逃避行動だろうか?



2000年6月28日(水)

 一難去ってまた一難。ノストラダムスが一年後に請求書を寄こしてきたという感じか? トラブルと仲良くする方法は未だ発見されていない。



2000年6月27日(火)

 アセリまくった一日。目まぐるしく過ぎてしまったため特記事項無し。何度も特集を担当しているが、精神的にここまで追い込まれたのは初めてかもしれない。



2000年6月26日(月)

 「田宮模型の仕事」(田宮俊作、文春文庫)。
 残念ながら模型の趣味はないが、タミヤのプラモデルに対しては上品でリアルな「高級品」というイメージを持っている。形を作り込むことへのこだわり、物を作ることへの愛着は非常によくわかる。

 「猫の地球儀 焔の章」(秋山瑞人、電撃文庫)。
 さっさと続きを読もう……。



2000年6月25日(日)

 選挙の日。
 夕方以降はずっとニュースを見ていた。特に住んでいる選挙区がもつれたため、深夜過ぎまで付き合うことになった。



2000年6月24日(土)

 「パリのトイレでシルブプレ〜〜!」(中村うさぎ、メディアワークス)。
 相変わらずの身を削ったネタエッセイ。単行本を買う気はなかったのだが、先週、著者の部屋と生活を紹介するTV番組があり、毒気にあてられて(?)買った。この著者による「買い物」エッセイは、いつも通りの内容なのだが、いつも通り楽しめる。

 「ディプロトドンティア・マクロプス」(我孫子武丸、講談社文庫)。
 お決まりのハードボイルドパロディかと思いきや……。凄いぞ、これは。何がどう凄いかはネタばれになるから書かないけど。ここまでするか、この人は!

 「遠藤諭の電脳術」(遠藤諭、アスキー)。
 朝日新聞夕刊に連載されているコラムをまとめたもの。コラムの内容よりも、各章の扉に掲載されている写真が凄い。何がどう凄いのかは、実際に見てほしい。凄さがわかる人は限られると思うが、ここを探し当てて見ている人ならわかる(と思う)。



2000年6月23日(金)

 起きて鏡を見てみたら目の周りが真っ黒のパンダ状態(^^;).週末で疲れが出てきたのと,暑くて眠りが浅いためだろう.
 濃いコーヒーとエスカップ,キューピーコーワゴールドを一気飲みした.



2000年6月22日(木)

 故あってアメリカ/日本の官公庁文書を読みあさった一日.これはけっこう疲れた.
 というわけで他の活字を読む気が消え失せ,週刊ゴングで三沢派の動向を読んだ程度.



2000年6月21日(水)

 「殺竜事件」(上遠野浩平,講談社ノベルズ).
 「ブギーポップ」以外の小説でも著者独特の上遠野節は全開.

 昨日のダメージが残っている.うううううう気持ち悪りぃ.



2000年6月20日(火)

 はっきり言って飲み過ぎ.帰宅後即爆睡.(6/21に記す)



2000年6月19日(月)

 「百年の恋」(篠田節子,週刊朝日連載)。
 毎週楽しみにしていた連載小説だが,今週の分で終わり(;_;).売れないSF系オタクライター男と,世間的には完璧に見える三高女――だが実は超だらしない――の出会い・結婚・出産まできたところで連載は終わり,子育ては単行本まで待たされることになるのだそうだ.早く出てくれ!



2000年6月18日(日)

 今日のような一日を1095(または1096)回だけ繰り返したら、「三年寝太郎」と言われるようになる。残念ながらそこまで精進する根気はない。怠けるにも気合いが要る。半端者にはそのへんが難しい。



2000年6月17日(土)

 「政教一体 公明党・創価学会 4 闇からの支配を問う」(「しんぶん赤旗」特別取材班、新日本出版社)。
 このシリーズ、とにかく面白い。その他の感想はノーコメント(^^;)。季節柄、一人でも多くの人がこの本を読んでくれればと思う。



2000年6月16日(金)

 「破滅 梅川昭美の三十年」(毎日新聞社会部編,幻冬舎アウトロー文庫).
 梅川昭美が三菱銀行北畠支店に押し入り,「ソドムの市を見せてやる」と言ったとか言わないとか.その事件が起きた1979年は中学生3年生だった.浅間山荘の頃は小学校に入ったばかりだったので,TVの中で何が行われているのか,さっぱりわからなかったのだが,この時の報道は今でもよく覚えている.今でも多くの人に「凶悪犯罪」として記憶されている事件に関する本なのでエグイ内容かと少し心配だったのだが,あの時に何があったのか,なぜそうなったのか,という基本的な部分は押さえられているので読み通すことができた.
 あの事件を題材にした映画が1982年に『TATOO[刺青]あり』という題名で公開されていたが,これは観ていない.



2000年6月15日(木)

 故あって英文ドキュメントとにらめっこした一日.
 全日本プロレスの今後がたいへん気になるところだが,疲れたので今日はこれでおしまい.



2000年6月14日(水)

 相変わらず体調が思わしくない.次号は特集担当なので,さっさと直してしまわないと困ったことになるのだが…….
 そうそう,えっちらおっちらと作っていた「技術者のためのUNIX系OS入門」が明日発売予定なので,興味のある方は是非ともご購入を! 実はこの本の中に濃いネタ(クトゥルー関係)が一カ所入っているのだが,これに気が付く人はかなり少ないかも(^^;;



2000年6月13日(火)

 「イティハーサ 2」(水樹和佳子,ハヤカワ文庫).
 話は続く.

 昨日に続き,体調が思わしくないので体温を測ってみたら発熱していた.食あたりかと思っていたのだが,風邪をひいているのかもしれない.



2000年6月12日(月)

 起きてみたら物凄い吐き気。胃腸薬を飲み、回復を待ったものの、一向に改善しないので休みをいただくことにした。結局、ノックダウン状態で終日睡眠をとっていた。したがって回復をめざすための休息以外何もしていない。困ったものだ。



2000年6月11日(日)

 故あって「スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス」をひたすら読む。あとはCSで「スタートレック ヴォイジャー」、「MOON 44」、「TAXi」。小説漬けなのか映画漬けなのか?



2000年6月10日(土)

 噂の「アイアン・ジャイアント」をやっと観ることができた。これは素晴らしい作品だ。設定が設定だし、話が話だけに、この作品の良さを伝えることは難しいのだが、本当に良い作品なので是非ともみんなに観てほしいと思う。単純明快なストーリーだけが持ちうる「威力」を思い知らされた。
 本当なら「騙されたと思って観てみろ」とか、「俺を信じて観ろ」とまで推薦したいところだが、こういうことを書くと本当に「騙されたぞ!コノヤロウ!」とか書かれたメールがやってきそうなので、そこまでは言わない(^^;;



2000年6月9日(金)

 「イティハーサ 1」(水樹和佳子著,ハヤカワ文庫).
 最初は全巻揃ってから読もうかと思っていたのだが,我慢できなくなった(^^;).2巻目もすぐに出るようだし(早川書房のWebサイトによると刊行は今日ということになっている).
 なにしろ「樹魔・伝説」や「月虹」など,非常に品質の高い作品を描き出す作者である.この作品の連載が雑誌で始まったときにも最初の2年くらいは追いかけた.しかし経済的・時間的な理由から断念.単行本も最初の4冊くらいまでは発売時に買っていたが,次の一冊が出るまでの期間が長いので断念(その本も引っ越しでどこかにまぎれてしまったし).というわけで,完結した後,全冊揃ってからにしようと思っていたのだが,あの豪華本を一挙(または短期間)に15冊買うというのは,ちょっと度胸がいる(^^;)ので,機会を逃してしまっていた.したがって,今回の文庫化でも,全巻が揃ってからだとキツくなるかもしれないので,今度こそは逃すまいと決意したわけである.



2000年6月8日(木)

 「表明」にはそれなりの効果があるのだろうか? 昨日,コーラばかりを飲んでいて少し問題かもしれないと記した.そうしたら,今日は何とか我慢できてしまったのだ.確かにペットボトルの姿が思い浮かんだし,独特の喉ごし(^^;)も思い浮かんだのだが,飲まずに済んでいる.昨日の分で表明したことにより,ちょっとは何とかしようという気になったということなのだろうか.
 これから何かあったら再び表明して,効果を試してみよう.とはいっても,煙草と酒に関しては,絶対に表明したいとは思わないし,するとも思わないけど.



2000年6月7日(水)

 ここ数日,というか一週間ほどの間,なぜかコーラが飲みたくなっている.身体が欲しがるのである.500ml入りの缶やペットボトルを一日に二本は消費している(そりゃ飲み過ぎだ).また,「ダイエット」と名付けられた製品の味では我慢できず,レギュラーのものを飲んでいるので,摂取しているカロリー量は半端なものではなくなっているはずだ.ただでさえ体脂肪率がヤバくなっている時期に,なぜこのような心理状態になってしまうのだろうか.本人の自覚とは関係なく,脳内に不健康願望とか自殺願望でも隠れているのだろうか(^^;;

 校了作業が続いているので,読んでいるのは週刊誌と新聞くらい.特記事項は寝る前にコツコツ続けていた「レンタヒーローNo.1」がやっと終わったことくらいか.

 そうそう,昨日の続き.今日になってSF系日記更新時刻のページを見たら,再びリストの中に加えられていた.素早い.いったいどういうしくみになっているのだろうか……? それにしてもありがたい話だ.



2000年6月6日(火)

 5月2日の分に,ここがSF系日記更新時刻の中に加えられていたという話を書いたが,ここのサーバが落ちている間に,ページを廃止したと思われてしまったためなのかどうかはわからないが,登録から外されてしまっていた.あれまぁ(^^;;



2000年6月5日(月)

 クライアントのマシンが頻繁に落ちるようになったのと期を同じくしてサーバまで落ちてしまった.回復までに時間がかかってしまったのは,純粋な「時間的都合」によるもので,技術的な都合によるものではない.当方の事情を語ってもあまり面白くないので,サーバが落ちている間に読んだ本を紹介しておこう.
 「妊娠小説」(斉藤美奈子,ちくま文庫).
 『妊娠』というキーワードのみで小説を分類し,ぶった切って見せる思いっきりの良さが良い.分析を「妊娠にまつわる話の進み方」に固定しまうことで新たな視点を提供するという試みは面白くて痛快.
 「怪獣使いと少年」(切通理作,宝島社文庫).
 思い入れたっぷりの評論.強弁に近いと感じる部分や,無理があるように思えるところもあるが,作者の作品に対する愛情が欠点を十分に補っている.思わず「帰ってきたウルトラマン」の『怪獣使いと少年』,「ウルトラセブン」の『ノンマルトの使者』が収録されたビデオを借りてきて観てしまった.
 「探求・インターネット社会」(塩原俊彦,丸善ライブラリ).
 インターネットによっていかに生活が変わるのか,技術的な機能面から解説した本ばかりが氾濫している.しかし,社会の在り方が変わるとなると,その変化に対応した経済・政治・社会的理念が必要とされるはずである.また,その変化を予測・考察するためには,それらの歴史的経緯と基本的な知識が必要不可欠である.というわけで,本書はそんな内容を解説した本である.一般のインターネット入門書とか技術書とは違うので注意されたし.コンセプト的には,祐安重夫氏による弊誌連載「Journey Beyond the Network」と非常に似ているが,切り口は違うので併せて読むことをお勧めする.
 「クルドの星 1・2」(安彦良和,中公文庫).
 「安彦良和がクルド問題に挑戦したのか!?」とタイトルに惹かれて購入.クルド人問題にも少しふれているが,実際には冒険活劇SFだった.それはそれで内容に文句はない.



2000年5月30日(火)

 ディスクが瀕死の重傷を負っているらしい。時折、ディスクが「ガチャガチャ」という凄い音を立て、リセットがかかってしまう。Windows特有のブルースクリーンになるわけでもなく、いきなり真っ暗になってメモリチェックが始まるのだ。もうアカンのとちゃうと思いながらも、二時間ごとのリセットに耐えながら使い続けている。(←そのうち泣きをみる)



2000年5月29日(月)

 そして職場で仕事三昧の日。(←この頃少し変)



2000年5月28日(日)

 引き続き、なぜか東京でビール三昧の日(^^;



2000年5月27日(土)

 なぜか山梨でビール三昧の日。



2000年5月26日(金)

 増刊の再校戻し。
 同時に、首相の会見と、ヒクソン対船木の結果が気になって仕方なかった一日でもあった。



2000年5月25日(木)

 疲れたので早々に撤退して寝た。ヘタレである。



2000年5月24日(水)

 五日前にひかえると書いたが,特記事項が無いので本の話(^^;).
 「日本SF論争史」(巽孝之編,勁草書房).
 口喧嘩を収録した本ではない.SFとは何か,どうあるべきか,どうすべきかといった,過去に何度も繰り返されてきた問いかけと回答を集大成した,非常に読み応えのある,そして内容も非常に充実したSF論集になっている.タイトルからすると火事場見物のような印象も受けてしまうし,いささか値段も張るが,読む価値は大いにある.論争とは喧嘩ではなく,真剣に意見を述べ合うことだということか.



2000年5月23日(火)

 CD-ROMの完パケ作成の準備に入る.巨大なファイル群をカテゴリごとTGZ形式にまとめて収録することになったのだが,ファイルのコピーと変換,そしてチェックで一日かかった.巨大なアーカイブファイルだと,リストを取るだけでも大変で…….



2000年5月22日(月)

 本日は午前中より外出し,深夜間近に帰宅.メールの御返事.御連絡等が遅れてしまいました方々には,何とぞ事情をご理解いただきますよう,お願い申し上げます.



2000年5月21日(日)

 ここ一週間ほど、偏頭痛に悩まされている。近所の大型電気店に置いてあるマッサージ器に座って十分ほどゴリゴリやってみたら、ちょっとは楽になった。とはいっても、効果が長続きするわけでもなく、すぐに元に戻ってしまったが。



2000年5月20日(土)

 近所の居酒屋に入ろうとしたら、一時間以上待たされた。これだったら新宿なり池袋まで行って戻ってきても時間的には同じだったんじゃない? 何となく釈然としない。



2000年5月19日(金)

 「新版 ロシア文学案内」(藤沼貴,小野理子,安岡治子,岩波文庫).
 ちょこちょこと読み進めて一週間ほどかかった.中身が濃い.解説は充実しているし,資料としても十分.入門にはもちろん,読んだふりをするのにも丁度良い(?).また,作品名索引に原題が書かれているのは親切だ.

 しっかし,最近は本の紹介ばかり(^^;).話題が無いときには楽なので,どうしてもこの傾向に走ってしまうようだ.いい加減ひかえよう.



2000年5月18日(木)

 「超クソゲー2」(箭本進一,多根清史,阿部広樹,太田出版).
 クソのようなゲーム,略してクソゲーを紹介する本はたくさんある.しかし,クソを「クソだ」を言っているだけで,何の外連も芸も持ち合わせていない本が多い.それではつまらない.しかし,このシリーズは好きだ(二冊しかないけど).クソゲーを,あくまでもクソゲーとして楽しむ姿勢は,十分な芸になっている.紹介する文章が面白いからといって,ここで紹介されているゲームが面白いわけではないというところが凄いと思う.



2000年5月17日(水)

 「できるかな リターンズ」(西原理恵子,扶桑社).
 ロボット相撲に参加,カンボジア旅行記,サハリン旅行記とくれば,私としてはもう買って読むしかないという感じだ.



2000年5月16日(火)

 「ご冗談でしょう,ファインマンさん 下」(R・P・ファインマン,岩波現代文庫).
 このシリーズは続けて文庫化してほしい.



2000年5月15日(月)

 「引きこもり」状態を打開すべく,久しぶりに外に出てみたら足が痛くなった(^^;
 未だダメダメ状態ということか.



2000年5月14日(日)

 「ご冗談でしょう,ファインマンさん 上」(R・P・ファインマン,岩波現代文庫).
 十数年ぶりの再読.学生時代,「ファインマン物理学」はランダウ-リフシッツと共にお世話になったものだ(←限りなく模造記憶).
 この本に出てくるファインマンはいつでも好奇心に溢れ,無邪気である.紹介されている各エピソードも面白い.このシリーズの人気が高いのもわかる.ただ,今回読み直してみて,無邪気すぎるがゆえの無神経さが少し気になったのも確かである.



2000年5月13日(土)

 おっと,ほぼ一日中眠ってしまった.何ということだ.今日は個人で作っているホームページ(こことは別の場所にある)の世話をしたくらい.



2000年5月12日(金)

 三校終了の日.特記事項無し.足の具合が悪いのでここ数ヶ月は「引きこもり」状態だったが,いつまでもこのようなことを続けてはいられない.来週から,少しはこの状態を解消すべく外に出よう.



2000年5月11日(木)

 「政教一体 公明党・創価学会 政権参加を問う 3」(しんぶん赤旗特別取材班、新日本出版社)。
 同「1・2」に続き、やはり感想は言うまい(^^;)。



2000年5月10日(水)

 「失われた宇宙の旅2001」(アーサー・C・クラーク,ハヤカワ文庫).
 クラークのエッセイおよびバリアント(採用されなかったもの,映像にならなかったもの)が同時に読めてお買い得.



2000年5月9日(火)

 昨日,大当たりしてしまった影響で,昨夜から本日深夜までに口にしたのはコンソメスープのみという結果になった.これで少しはダイエットになるのかな?



2000年5月8日(月)

 再校戻しの日だというのに昼食に当たってしまったらしく、胃が重く・痛いので早々に引き上げる。明日も再校戻しなのだが、回復してくれるのだろうか?

 あ、そうそう、例の「I LOVE YOU」は来なかった。



2000年5月2日(火)〜7日(日)

 本五冊。その他は外語文献と資料が少々。普通に勧められそうな本は「アンドリューNDR114」(アシモフ、シルヴァーバーグ、創元文庫)と「ミクロ・パーク」(ホーガン、創元文庫)くらいか。あとは数学本とソフト本と法律本。
 CS、地上波とビデオで映画多数。もうわけがわからない。「ジョビジョバ大ピンチ スペーストラベラーズ Version Zero」が最高の収穫かな?
 バスジャックも衝撃的な事件だったが、それ以上に桜庭選手の「グレイシー狩り」が印象大。
 さぁ、休み明けには話題の「I LOVE YOU」が届いているのか!? 勝負じゃぁ(意味不明?)。
 気が付いたら、
SF系日記更新時刻にここが登録されていた。ここのことを誰かに話したこともないのだが、ちゃんと見つけてくれていたとは! たいへん嬉しい限り。大いに感謝します。



2000年5月1日(月)

 頭痛が酷い。鎮痛剤を飲み、消炎剤を肩と首、腰に塗りまくる。足を壊して四ヶ月が過ぎる。歩き方もおかしくなっているし、座り方も変なので、ガタがきはじめている。冗談ではなく困ったものだ。



2000年4月30日(日)

 「人はなぜ騙されるのか」(安斎育郎、朝日文庫)。
 技術や科学の知識よりも、技術や科学的思考を行うための心がけのほうが重要であることは誰も否定しないだろう。専門書を読む前にこういう本こそ必読。



2000年4月29日(土)

 久しぶりに面白い本があったので紹介。
 「アジアパー伝」(西原理恵子、鴨志田穣、講談社)。
 アジアは激しく、深く、楽しくて悲しい。この多様性や活力は、良くも悪くも凄いとしか言いようがない。



2000年4月28日(金)

 すでに受験知識の思い出し懐かしネタと化してしまうが、まぁこんなもんでしょう(^^;
 間違っていたらごめんなさい。

  • 平方根
    ひとよひとよにひとみごろ
    ひとなみにおごれや
    ふじさんろくオームなく
  • 円周率
    さん医師異国に向こう産後疫無くみやしろに虫散々闇になく
  • 自然対数の底
    ふな一鉢二鉢一鉢二鉢しごく惜しい
  • 周期表
    水平リーベぼくの船、なーまがあるシップすクラあるくか
  • イオン化傾向
    貸そかな、まああてにすな、ひどすぎる借金
 あとは抵抗のカラーコードとか(^^; もっとあったはずなのだが、これが限界。こんなことを続けていると、そのうち「寿限無」とか「外郎売り」までいきついてしまいそうだし(^^;



2000年4月27日(木)

 計算法のことを思い出そうとしている関係で、数学関係の掲示板やサイトをいくつか回ってみた。素晴らしいサイトもあれば、しみじみ「春ですねぇ」としか言うことができないサイトもあった。
 電波が入っている科学関係サイトというと、物理と生物が圧倒的に多いという印象があったのだが、数学も負けてはいないらしい。
 そんな中で、「今井塾」というサイト(人)があちこちで有名になっている。実際、サイトの中身を読んでみたが、かなり凄い(^^;)。直リンすると逆探知されそうなのでカンベンを。たいていの検索エンジンで見つけることができると思う。



2000年4月26日(水)

 昨日のこともあり,原稿を読んでいたら,「平方根の開法ってどんなんだったっけ?」と気になったので,思い出してみた.たぶん合っているとは思うのだが…….ご指導大歓迎!

 こういった方法は使わないとすぐに忘れてしまうので,このまま「計算方法思い出しシリーズ」をやってみるのも面白いかもしれない.



2000年4月25日(火)

 本日,何の脈絡もなく以下の計算法を思い出したので,発作的に記してみる.

 九九を知らない人が乗算を計算する方法.
 49×16を計算する場合,両方の数字を書き,片方は半分に(余りを切り捨て),片方を単純に二倍していく.この操作を片方が1になるまで行う.そして左側が偶数だった場合には右側の数字を消し,残った右側の数字を全部足すと答になる.
4916
2432
1264
6128
3256
1512
 ――
合計784
 要するに2進で考えれば当たり前のことを10進で行うと不思議に見えるという話だが,初めて見たときには本当に驚いた.



2000年4月24日(月)

 平凡な一日.久しぶりに特記事項無し.



2000年4月23日(日)

 何と言っても今日はK-1「期待の一戦」レバンナvsフィリオでしょう.凄いね,あの左ストレート! 完璧というか何と言うか.次以降は簡単に入るとも思えないが,あの一発は凄かった.



2000年4月22日(土)

 今さら「スターウォーズ エピソード1 ファントム・メナス」を観た。
 観るには観たんたけど……で?



2000年4月21日(金)

 「ブルー・ハネムーン」(篠田節子,光文社文庫).
 同居人が「二時間サスペンスドラマ」だと評していたが,まさにそのとおり.スラスラ読める娯楽小説.褒め言葉だよ.



2000年4月20日(木)

 「官能博覧会!」(幻冬舎アウトロー文庫).
 過去4ヶ月の文章を読み返してみたところ、日本製の作品が圧倒的に多い。これまでは翻訳物が多かったのだが、自分でも意外なほど比率が逆転している(とはいえ技術系の本は翻訳が圧倒的に多い)。このバランスをとるのには、もう少し時間がかかりそうだ。



2000年4月19日(水)

 「プルトニウムと半月」(沙藤一樹,角川ホラー文庫).
 感想を聞かれても困る.評するのにも困る.状況がわかりにくいし,ストーリーもつかみ所が無い.
 最後まで読めるので外れではないのだろうが,だからといって当たりでもない.自分から人に勧める気も無いし,人から「どうだった?」と問われたら「時間があるなら」といったような答しかできないだろう.



2000年4月18日(火)

 「複眼思考の独習帳」(山崎浩一,ひさうちみちお,学陽書房)。
 この著者の本には多大なる影響を受けたものだ(過去形).
 挑発的な表現や考え方は相変わらずなのだが,視点を置く場所を選択する感覚に鋭さが無くなってきているような気がする.また,昔は感じていたはずの「説得力」とか「共感」は,その度合いが低くなってきているような気もする.私が年をとって相容れない場所で固まってしまったのか,著者が年をとって世の中からズレてきたのか,その原因はわからない.だが,時間は平等に過ぎ,誰もが時とともに変わっていく.これは仕方がない.



2000年4月17日(月)

 先々週あたりから話題になっているインターネットの時限利用課金システムのビジネスモデル特許に関して,ネットの各所で反応が見られ始めている.さて…….



2000年4月16日(日)

 知人の披露宴に参加するため名古屋へ.夜遅く帰宅.



2000年4月15日(土)

 話題の「マトリックス」をビデオで観た。それだけ。感想は無い。何を語れと言うんだぁぁぁ!
 強いて挙げるとすれば、「レザーパンツ」くらいかな?(^^;



2000年4月14日(金)

 「政教一体 公明党・創価学会 政権参加を問う 1・2」(しんぶん赤旗特別取材班、新日本出版社)。
 感想は言うまい(^^;)。



2000年4月13日(木)

 昨日は日付を間違えてしまった(^^;; いつもコピペで済ませているとチェックがいい加減になってしまう。校正ミスをしてしまうとは、恥ずかしいかぎり。気を付けなければ。



2000年4月12日(水)

 「とても変なまんが」(唐沢俊一,早川書房).
 人からは単なるマイナー指向だと言われそうだが,消え去ってしまったものに興味がある.電子/コンピュータの世界でもそういったものはたくさんある.単なる徒花でしかなかった,時期が悪かった,運が悪かったなど,さまざまな理由はあるが,それらも歴史の一部であり,現在の状況を作り上げている重要な要素だ.したがって,「消えてしまった物」をむげに扱うことはできない.
 本書は,そういった「慈しみ感情」の漫画版とでも言えるのだろうか? 変な物,マイナーな物,消えた物の上に現在の活況がある.それをわかった上で変な物を楽しむという気持ちはわかる.マイナー趣味だからって何が悪い!



2000年4月11日(火)

 「幾何への誘い」(小平邦彦,岩波現代文庫).
 幾何の面白さをたいへんわかりやすく解説し,それでいて高度なところまで解説している.目が覚めるような本だ.名著と言っても良いだろう.いやー,これは良い本だ.

 それに引き替え,次の発言には頭を抱えてしまった.
 『何で言ってはいけないのか教えてほしい。科学的に、言語学的に
(今日の事件:知事による発言パート2)



2000年4月10日(月)

 東京都民であることが恥ずかしい.私は現都知事には投票していないぞぉ!
(今日の事件:またまた知事による問題発言報道)



2000年4月9日(日)

 「創価学会解剖」(朝日新聞アエラ編集部、朝日文庫)。
 この本を読んでどう感じたか? 何も言うまい何も言うまい。



2000年4月8日(土)

 定期購読している海外の雑誌・新聞は、油断していると未読が溜まってしかたがない。恥ずかしいことだが、未開封のものまである。届くごとにチェックしないと直接購読している意味も無くなるのだが、それがわかっていても最近は諦めてしまっている。で、今日は意を決してチェックにかかったが、とても消化できる量ではなくなっていた(^^;;



2000年4月7日(金)

 「お葬式」(瀬川ことび,角川ホラー文庫).
 昨年の日本ホラー小説大賞関連で出版されている作品では,牧野修の「スイート・リトル・ベイビー」は発売直後に読んでいたのだが,今になって岩井志麻子の「ぼっけえ、きょうてえ」と本書を続けて読んだ.これでやっと全部読んだことになる.それぞれ趣が違っていて良い.



2000年4月6日(木)

 今日と明日は再校校了の日.したがって,これにてゴメン.(←ただのカラ更新に言い訳こいてんじゃねぇ!)



2000年4月5日(水)

 特記事項無し〜.だったら何にも書くなという話もある〜.



2000年4月4日(火)

 「ぼっけえ、きょうてえ」(岩井志麻子、角川書店)。
 凄すぎる。最近はホラーというと長編が多いのだが、これは短編集だ。この粒の揃い方はナンダ!? 何でもっと早く読んでおかなかったのだろうか? 何だか損をした気分になった。それほど凄い。饒舌に説明するほど、この本の魅力から離れていくような気がするので簡単に。凄い!!



2000年4月3日(月)

 光栄なことに,このようなページで弊誌の記事が紹介されている.
 媒体の性格上,こういうネタに対する反響は少ない.ちゃんとチェックしてくれている人がいるというのは嬉しい限り.



2000年4月2日(日)

 4月1日が過ぎたので、エイプリールフールネタを割ってしまうことにする。
 弊誌4月号、はみだし欄の最後にある内容が今年のネタである。あまりにも小さかった(^^;)。で、ネタのURLはここである。
 来年はまた別の手を考えよう。



2000年4月1日(土)

 「電脳社会の日本語」(加藤弘一、文春新書)。
 日本語を中心とした文字コードの背景や問題点を解説している。現在使われているコード体系が万全だとは思わないし、ユニコードに問題があることも知っている。だからといって、新しく提案されている方式が本当に問題を解決できるのか、いろいろと疑問はある。実際、本書でも、その答は得られていない。百家争鳴はまだまだ続きそうだ。
 「<増補版> 洗脳体験」(二澤雅喜、島田裕巳、宝島社文庫)。
 自己啓発セミナー「ライフダイナミックス」の体験記。この本は以前にも読んでいたのだが、文庫化されるにあたって加筆されていたようなので購入。人の人格とは、案外モロイものだ。


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