特集1 パソコン・シャック構築と活用
パソコンはハムに新しく仲間入りした”道具”だけに運用中の配置が今一歩しっくりこないという人もいるのでは?そんな方々に,運用別
パソコン配置決定版をお贈りします. 国内交信・移動運用・海外交信・コンテスト・ディジタル通
信・衛星通信など,あらゆる場面に対応しています.
特集2 現役パソコンを超(スーパー)マシンに変身させる
ハムの道具”パソコン”.最近ちょっと動作が遅くて・・・という方はいませんか?いくつかのパーツ交換で画像の扱いもスムーズになるお手軽高速化を紹介します.
◆解体選書/開発者が語る新製品
タスコ電機 TSS-1
厳密な信号基準が構築されていないSSTV信号は送信側と受信側での微妙なタイミングの差で,画像が斜めに流れてしまう現象が問題になってきました.近年流行りのパソコンとソフトウエアを使ってSSTV信号をやり取りする場面
で顕著に現れます.この問題を解決するためにSSTVの基準となる信号を作り出す,標準信号発生器がTSS-1です.
アメリカのデイトン・ハムベンションのSSTVフォーラムでも話題となったSSTV標準信号化の話も含めた開発者へのインタビューとTSS-1の構造を探る解体選書で詳細にお届けします.
◆デイトン・ハムベンションで見つけた新製品
5月中旬に行われた米国最大のアマチュア無線フェスティバル「デイトン・ハムベンション」には多くの新製品が展示されました.国内メーカーから発表された製品を中心にお届けします.国内での発表が待ち遠しい製品が目白押しです.
◆ユニットで作るトランシーバー製作教室
50MHzシンプルDSBトランシーバー
連載でお届けしている手作りトランシーバーの製作,今回から2回にわたり,50MHzのDSBトランシーバーの製作をお届けします.
SSBの両側波帯を持つDSB電波の作り方,送信部,受信部の製作などユニットごとに製作し,組み合わせる手法の製作記事です.
◆南極日記
第41次南極観測隊員として活躍するJG3PLH近藤さんからのレポート.今月はアマチュア無線からちょっと離れて,南極観測隊員としてのレポートをお届けします.極地での無線交信,GPSレシーバーの動作など興味深い記述が見られます.
近藤さんは以下,41次隊員で運用されている昭和基地のJARL開設の無線局8J1RLの交信局リストは本誌にて掲載しています.
◆HAM RADIO JOURANAL
おはなし SWR講座
SWR・・というとどうもむずかしいお話ということが”定説”になっているようです.このSWRについて,筆者が理解を深めるために用いた対話形式の話の進め方を通
じて,読者の皆さんにSWRの理解に役立てていただければ,という新しい試みの記事をぜひご覧ください.