電送速度も遅いRTTY(ラジオ・テレタイプ).インターネットに慣れた目には<何でいまさらRTTYなの>と思う人も少なくないでしょう.でも,1対1のリアルタイムの通信方式では,この程度の速度が一番しっくりくると,現実に楽しんでいる方の多くが口をそろえます.SSTVと同様,交信に必要な要素は,情報量だけでは量れないものがあるのかもしれませんね.
今月は,この古くて新しいラジオ・テレタイプ,RTTYの世界を見ていくことにしましょう.


元祖文字通信RTTYの世界へようこそ
JH1BIH 相原 寛

↑RTTY局の例

<RTTY関連のホームページ>
●http://www2j.meshnet.or.jp/~je2uff/
JE2UFF堀江さんのホームページは、K6STIが作成したRITTYについての話題や、受信性能向上のためLCによるBPFの実験結果などがレポートされています。
●http://www.din.or.jp/~myama/st6/stidxnew.htm
JA1JTA山本さんのホームページには、回路図を含むST-6関係の資料が豊富にそろっています。ST-6製作で問題になるコイルについても詳しく紹介されています。
●http://www.megalink.net/~n1rct/
N1RCT、Dickのホームページは、タイトルがAll Things RTTY Websiteというくらいですから、RTTYのことなら何でもありです。このページをRTTY情報のルート・ディレクトリーとして利用している方が多いようです。
●http://www.megalink.net/~n1rct/3rindex.html
RTTYコンテストのルールと結果情報が掲載されています。こんなにたくさんあったのかと驚きます。もちろんJARTS主催のコンテストについても出ています。
●http://www.wf1b.com
コンテスト専用のソフト「RTTY」のホームページです。JARTSをはじめほとんどのRTTYコンテストに対応しています。


”新ST-6型”ターミナル・ユニット
JA1MVK 加藤久二

↑「新ST-6型」TUの基板と30/20壷型コアによるディスクリミネーター用コイル


CQHamRadio3月号のトップページに戻る