▲自作した空芯コイル


無線機のアースはグラウンド電位(大地電位)に保持したいところですが、私の住まいはアパートの高層階であるために、アース線の敷設ができません。
 そこで、すでに商品として発売されている人工接地装置と同様の装置を自作して、使用してみることにしました。この自作した装置の名称は、グラウンド・ライン・チューナー(Ground Line Tuner、以下GLTと略す)としました。
 また、アンテナの給電部と無線機との間を接続する同軸ケーブルやAC電源ラインに流れる高周波コモン・モード電流を測定する目的で、カーレント・トランスを巻いて高周波電流計も自作してみました。


 

CQ ham radio 7月号のトップページへ戻る