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日本の標準QRPトランシーバー・キットを目指して
18MHz CW/SSBトランシーバー”FUJIYAMA”


 JARL QRPクラブの会報「The QRP News」で,”誌上でQRPトランシーバーを作ろう”との新企画がスタートしたのは1998年5月です.  企画の発案者でもあり会報編集人でもあるJH7KYD影山氏の意図は,創立40年を越えるクラブとして,海外のQRPクラブに負けないようなJAのQRPスタンダード・リグを会員で共同開発しようというものでした.以来約2年間,毎月2〜3ページの誌面を使って回路の検討と実験結果の紹介,意見交換などを重ね,このほどようやく”FUJIYAMA”(共同開発トランシーバーの名称)βテスト機配布という段階を迎えることができました.  本稿では,この”FUJIYAMA”共同開発の経過と,”FUJIYAMA”の概要を紹介します. なお,”FUJIYAMA”のキット頒布については,現在,一般の皆様からの申し込みは受け付けていないことをあらかじめお断りしておきます.