1978年の歴史

0124=発電用原子炉を搭載したソ連の軍事衛星コスモス,カナダ北西部上空で大気圏に突入.
0217=ボブ・ディラン初来日.
0816=アメリカ人3人を乗せた気球ダブル・イーグルU,大西洋横断飛行に成功.
1105=完成ずみのオーストリアの原発,国民投票で稼働取り消しに.
1118=南米ガイアナにあるアメリカの新興宗教団体「人民寺院」で914人が集団自殺.

0101=JARL制定V・UHF帯使用区分改正の144MHz帯が第2段階に移り,FMのナロー化(40→16kHz以下)や使用区分などを改正.
0128=JARL技術研究所開所に際し,OM諸氏を招き公開.
0221=オーストラリアの連盟WIAの会長ワードロード氏(VK3ADW)が来日.
0224=熊本の高校生,田尻憲輝氏(JH6TEW)がダーウィンのVK8GBと144MHzにおける日本−オーストラリア間の初交信に成功.
0303=50MHz帯で前田幸一氏(JA5CMO)と南米チリのCE3OKが交信,サイクル19以来約20年振りに南米との交信に成功.
0306=アメリカでオスカー8号の打上げに成功.これにはJARLも協力しJAMSATが製作したトランスポンダ(中継器)と電源装置(スイッチング・レギュレータ)を搭載.
0307=JARL会員数9万220名.
0320=CQビル改築のため,JARL事務局が近くの冠城園ビルへ仮移転.
0401=JARLのQSLカード転送制度が改正され,外国ステッカーの廃止,取扱うカードの規格の明確化,非会員宛QSLカードの取扱い変更などを実施.
0410=タイの連盟RASTの会長カムチャイ氏(HS1WR)が来日.
0501=電波関係手数料が改訂され,アマチュア無線関係も約3倍に値上げ.
0508=那覇市にJARL沖縄連絡事務所を開設.
0517=第10回世界電気通信日に特別局8J1ITU,8J3ITU,8J9ITUを開設(運用期間は5月13日〜21日)
0521=第20回JARL通常総会(太陽総会)が鹿児島・鹿児島県文化センターにおいて開催され1500名が出席.会長に原昌三氏(JA1AN),副会長に岡本次雄氏(JA1CA),大塚政量氏(JA5AF),専務理事に内山敏明氏(JA1LR)が就任.
0601=JARL発行のJCG(郡アワード),WAGA,HAGA(全郡賞)の申請受付が開始(発行開始は昭和54年1月1日).
0607=ITUのCCIR(国際無線通信諮問委員会)第14回京都総会に,特別記念局8J3ITUを会場内に開設,各国代表に広く運用を認めた.(〜23日)
0716=東京・江東区で開催の宇宙科学博覧会会場内に特別記念局8J1SATを開設.(〜翌年1月15日)
0718=目の不自由な人にも上級資格取得が可能なように,郵政省の省令が改正され,この年の10月期の国試で26名が合格.
0906=元CQ出版社社長,鈴木松雄氏逝去.
1006=IARU第3地域連合第4回総会がタイのバンコクで開催され,WARC-79の対処方針,IARUオブザーバーチームへの参加(森本重武氏JA1NETほか3名)などを決定.(〜9日)
1011=JARLはスリランカの連盟RSSLへ国際協力として機器を贈呈.
1012=JARL名誉会員の宮井宗一郎氏(exJ3DE)逝去.
1020=日本商工会議所100年祭に特別記念局8J1JCIを運用.(〜22日)
1026=ソ連初のアマチュア衛星RS-1,2,打上げ成功.
1027=アマチュア無線フェスティバル(第2回)を“こころのふれあい”をテーマに東京・晴海の「東京国際貿易センター西館」で開催し,2万4000名が来場.期間中特別記念局8J1HAMを開設.(〜29日)
1210=JARL会長・原昌三氏(JA1AN)がITUを訪ね,ミリ事務総長らと会談,またREFを表敬訪問.
1211=郵政省からのWARC-79に対する意見照会に対し,JARLは要望書を提出.同14日郵政省における打合せ会において意見陳述.
----=八重洲無線からディジタル表示のオールモード50MHz帯トランシーバーFT-625D登場.
----=アイコムからショルダー・タイプの430MHz帯SSBトランシーバーIC-302登場.
----=日本電業から430MHz帯オールモード10WトランシーバーLS-707登場.
----=福山電機からPLLシンセサイザーで多チャンネル化した144MHz帯FMハンディ機MULTI Palmsizer2登場.
----=通信機の専門メーカー,日本無線からHF帯SSB送信機NSD-505,受信機NRD-505登場.
----=CQ誌12月号(No.390),578頁,380円.



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