1979年の歴史

創刊400号表紙

0201=ホメイニ師,亡命先のパリからイランに帰国.テヘラン市民の歓迎を受ける.
0328=スリーマイル島で加圧水型第2号原子炉が放射能漏れ事故.周辺住民の避難騒ぎに.
0503=“鉄の女”サッチャー,イギリス首相に.
0612=人力飛行機「アホウドリ号」,約3時間でドーバー海峡35km横断に成功.
0815=カンボジア総人口の4割を虐殺.ポル・ポト政権の犯罪,告発さる.
1026=韓国の朴正煕大統領,KCIA(韓国中央情報部)部長,金載圭に射殺される.
1104=ホメイニ派の学生,テヘランのアメリカ大使館を占拠.パーレビ前国王の引き渡しを要求.
1210=“カルカッタの聖女”マザー・テレサにノーベル平和賞.

0101=JARL主催SWLコンクールの規約が改正され,参加できるのは局の免許を持たない准員のみに.
0101=郡対象のJCGアワード発行開始.
0128=JCGアワード制定を記念し「JCG制定記念コンテスト」を開催.
0207=JARL会員が10万人を突破(この日の現在会員数10万2046名).
0423=東京都豊島区巣鴨にCQビルが完成し,JARLは新ビルに移転.
0517=第11回世界電気通信日に特別記念局8J1ITU,8J3ITU,8J9ITUを開設(5月11日〜20日)
0527=第21回JARL通常総会(らいらっく総会),札幌市の「北海道立共進会場」において開催.2000名出席.WARC-79に向けての方策などを決定.
0611=藤原仁氏(JF1IST)が沖ノ鳥島DXペディションに成功.(〜15日)
0623=JARL関西地方事務局10周年パーティを大阪市内において開催.
0630=1.2GHzのビーコン電波,三重県朝熊山のJA2IGYより発射開始.
0817='79アマチュア無線フェスティバル(第3回)が夏休み期間中の開催となり,“世界を結ぼう”をテーマに東京・晴海の「東京国際貿易センター新館」において開かれ,2万8000名が来場.期間中特別記念局8J1HAMを開設.(〜19日)
0826=JARLの規則を一部改正し,条文の明確化などをはかる.
0826=JARL評議員会規定を制定.
0919=JA4IGYに1.2GHzビーコンが免許.
0927=ITU無線通信規則に定める全業務の周波数分配や制度を見直すためにWARC-79がジュネーブで開催され,アマチュア無線業務への10/18/24MHzや40GHz帯以上の新バンドを獲得.アマチュア衛星業務用周波数帯の拡大など,多大な成果.(〜12月6日)
1005=日本のITU加盟100周年を記念して全国で特別記念局8J(1〜φ)ITUを開設運用.(〜15日)
1030=WARC-79においてJARLおよび第3地域連合主催によるレセプションがITU本部ビルにおいて開催され,世界各国代表250名が出席.またJARLはWARC-79に際し,ITU本部ビル内の4U1ITUに機器を贈呈.
1107=IARU会長イートン氏(VE3CJ)の要請によりWARC-79の参加アマチュアがジュネーブで会合し,WARC-79の準備作業の経験に照らし,将来いかにしてアマチュア無線を強くできるか,またそのためにIARUをどのように改組すべきかについて意見交換を行い,改組実現の措置を進めることに.
1118=JARLは非常通信に関する規定を実施し,非常通信に使用する周波数などを制定.
1203=JARLは法人認可20周年を迎え,東京・港区の青山ダイヤモンドホールにおいて“アマチュア無線の夕べ”を開催.
1215=JARL元理事の浜赳夫氏(JA8AA)逝去.
----=杉山電機製作所からオール・ソリッドステート1.9〜144MHz帯オールモード・トランシーバーF-850登場.
----=トリオより144/430MHz帯デュアルバンド・オールモード機TS-770登場.
----=CQ誌12月号(No.402),578頁,380円.


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