1984年の歴史
 
 
0207=スペースシャトル「チャレンジャー」の乗員が命綱なしの宇宙遊泳に成功. 
0512=NHKが実用放送衛星ゆり2号aによる衛星放送開始. 
0728=第23回オリンピック,ロサンゼルスで開催.モスクワ五輪不参加への報復として東欧諸国は参加をボイコット. 
1031=インド首相インディラ・ガンジー,ゴールデン・テンプル襲撃事件の報復としてシーク教徒に暗殺される. 
1202=米企業ユニオン・カーバイト社のインド殺虫剤工場から有毒ガスが漏出,2600人以上が死亡,約10万人が被害を受ける.その後,流死産や先天性異常出産も報告される. 
1219=英マーガレット・サッチャー首相と中国の趙紫陽総理が「香港問題に関する共同声明」に正式調印.これで香港は1997年7月1日をもって中国に主権返還されることに. 
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0118=JARLの100W保証認定制度を郵政省が承認. これにあわせて,保証認定された送信機に標章を添付することが義務付けに. 
0227=JARLが100Wまでの保証認定の受付を開始. 
0302=アメリカでUoSAT-OSCAR UO-11の打上げに成功. 
0307=JARL会員数13万1262名. 
0517=第16回世界電気通信日を記念し,特別記念局8J1ITU,8J6ITU,8J8ITUを開設(11日?22日) 
0527=第16回JARL通常総会(駿府総会),静岡・静岡市民文化会館で開催.1500名出席.名誉会員に林一太郎氏(JA1BZ exJ1EI/exJ2HK),櫻井一郎氏(JA3AF exJ3FZ),湯浅楠敬氏(JA3TT exJ3FJ),大塚政量氏(JA5AF exJ4DE)を推挙.会長に原昌三氏(JA1AN),副会長に田路嘉秀氏(JA3XZW),井波眞氏(JA6AV),専務理事に熊谷誠氏(JJ1WUC)が就任. 
0530=IARU新憲章・細則が加盟団体3分の2以上の賛成を得て発効. 
0627=郵政省アマチュア無線クラブ(JJ1YHC)が発足. 
0701=郵政省が3局体制に改組され,電波監理局は電気通信監理局と改称. 
0703=日本のアマチュア無線の草分け,磯英治氏(exJ1SO)逝去. 
0709=JARLは宇宙開発委員会の斉藤成文氏ほか各界の権威を東京・港区の青山ダイヤモンドホールに招き,アマチュア衛星懇談会を開催. 
0710=JARLは郵政省に対し,29MHz帯レピーター局の開設に関する要望書を提出. 
0717=JARL名誉会員,橋本数太郎氏(JA8RT exJ7CB)逝去. 
0721=JARL日台親善ペディション(団長・戸渡義一郎氏JA6MSほか9名)がBVφABを運用. 
0824='84アマチュア無線フェスティバル(第8回)が“ふれあいニューメディア”をキャッチフレーズにして東京・晴海の東京国際貿易センター新館において開催され,4万8000名が来場.なお期間中特別記念局8J1HAMを開設.(?26日) 
1016=第1回日中親善無線電測向競技大会(中国四川省成都市)にJARLは選手団を派遣.(?28日) 
1110=RASTの創立20周年記念式典にJARLは理事・吉井裕氏(JA9AG)を派遣. 
1111=JARLの関西アマチュア無線シンポジウムが関西・中国・四国・九州地方本部共催により第1回西日本シンポジウムとして京都・京都会館において開催. 
1211=三菱重工名古屋製作所で,JAS-1の分離試験実施. 
1221=JARL名誉会員でJAS-1の打上げに情熱を傾けたアマチュア衛星委員会委員長・森本重武氏(JA1NET exJ1FT/exJ2IJ)逝去. 
----=トリオからDCL方式採用の430MHz帯FMトランシーバーTM-411登場. 
----=ダイワインダストリーからサムホイール方式採用の144MHz帯FMハンディ・トランシーバーMT-20J登場. 
----=CQ誌12月号(No.462),538頁,450円. 
 
 
 
 
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