1985年の歴史
 
 
0311=ソ連共産党書記長にミハイル・ゴルバチョフ就任. 
0317=筑波研究学園都市で,国際科学技術博覧会「科学万博?つくば'85」の一般公開始まる. 
0812=午後6時56分26秒,羽田発大阪行きの日航ジャンボ機が群馬県多野郡上野村の御巣鷹山に墜落,炎上.520人死亡.女性4人が奇跡の生還. 
09--=任天堂,ファミコン用ソフト「スーパーマリオブラザーズ」発売.500万本販売.ファミコンは3年間で1300万台売れる. 
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0101=郵政省の省令改正により,電信級アマチュア無線技士国家試験の電気通信術が受信のみに. また,電話級アマチュア無線技士有資格者は学科が免除になり,JARLの養成課程講習会の電信級移行コースも電気通信術のみに.      
0101=29MHz帯レピーター開設に備え,アマチュアバンド使用区分を一部改正し,レピーター入出力周波数を制定.  
0102=JARL主催QSOパーティーが12年目を迎え,十二支を達成した希望者には記念盾を贈るように.  
0130=わが国の宇宙開発委員会の懇談会で,JARLアマチュア衛星委員長・斎藤健氏(JA1AD)がJAS-1について報告.  
0307=JARL会員数12万9721名.  
0309=科学万博-つくば'85にアマチュア無線コーナーを設置.8J1XPOを初の無線による遠隔操作方式により運用.外国人のアマチュアにも広く運用が許可に.(?9月16日)  
0401=各地方電波監理局の名称が電気通信監理局に改称.  
0401=アマチュアバンド使用区分の一部改正が行われ,430MHz帯レピーター入出力周波数帯を倍増.  
0415=JARLが登録クラブに送っている「JARL情報」を「JARL EXPRESS」に改称し,希望者にも有料頒布することに.  
0428=韓国アマチュア無線連盟(KARL)創立30周年記念式典にJARL会長・原昌三氏JA1AN)が出席し,李韓国逓信部長官より原会長にアマチュア無線を通じた日韓交流への貢献に対し,感謝状が贈呈された.  
0517=第17回世界電気通信日を記念し,特別記念局8J2ITU,8J5ITU,8J7ITUを開設.(16日?27日).  
0526=第27回JARL通常総会(日向-ひむか-総会),宮崎・サンホテルフェニックスにおいて開催され,1300名が出席.アマチュア無線の多様化への対応などを決めたほか,名誉会員に斎藤健氏(JA1AD exJ2PU)および矢木太郎氏(JH1WIX exJ1DO/exJ2GX)を推挙.  
0729=イングランド宇宙飛行士(WφORE)がスペースシャトル・チャレンジャーから運用し,8月4日に中島功氏(JH1RNZ)がSSTVによる交信に成功.(?8月6日)  
0808=アメリカと相互運用実現(9月7日発効).呼出符号は“7J”シリーズを使用することに.  
0808=WARC-ORB.(衛星に関する世界無線通信主管庁会議)がジュネーブにおいて開催され,JARL会長・原昌三氏(JA1AN)が日本政府代表団の一員として出席.(?9月15日)  
0817=中国福州市のBY5RAの開局1周年記念式典にJARLから会長・原昌三氏(JA1AN)が出席.  
0823='85アマチュア無線フェスティバル(第9回)が,“翔べJAS-1”をキャッチフレーズに東京・晴海の東京国際貿易センタービル新館において開催され,5万名が来場.期間中特別記念局8J1HAMを開設.(?25日)  
0828=二条弼基氏(JG1BMV exJ2OZ)逝去.  
0830=JA9IGYに2.4GHzのビーコンが免許された.  
0901=空きコールサイン再使用開始.JE1から再使用されることに.また,免許が切れて6カ月以上たつと,既得の呼出符号がもらえないことに.  
1001=在日アメリカ人3名に相互免許により局の免許が与えられ,同日スペロニ氏(7J1AAA),ステンソン氏(7J1AAB)がJARL会長・原昌三氏(JA1AN)らと初の日米相互免許による交信.  
1006=JARL主催関東FOXテーリング大会,群馬・北軽井沢において選手約50名の参加のもとに開催.中国からも7名の代表団が来日,3選手が競技に参加し,好成績を残す.  
1025=JA3IGYに5.6GHzのビーコンが免許.  
1030=スペースシャトル・コロンビアから,西ドイツの宇宙飛行士がDPφSLの呼出符号でアマチュア無線を運用.(?11月7日)  
1109=WIAが創立75周年を祝う.  
1113=IARU第3地域連合第6回総会が,ニュージーランドのオークランドで開催され,日本から代表団が出席.ITU会議への積極的参加,次回WARCへの準備,アマチュア衛星の推進体制,7?1200MHzの各バンドプランなどを決定.なお,中国が初めて代表団を派遣.(?18日)  
1207=わが国のアマチュア無線の草分けであり,JARLの理事長,法人化後は会長として長年アマチュア無線の発展に寄与した梶井謙一氏(JA1FG exJ3CC)逝去.  
----=CQ誌12月号(No.474),530頁,450円.  
 
 
 
 
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