1992年の歴史
 
 
0206=国連環境計画が「地球の陸地全体の25%が砂漠化,またはそれに近い状態」と発表. 
0212=世界保健機構(WHO)が「世界のエイズ感染者はこれまでに大人900万?1100万人,子ども100万人」と発表. 
0615=PKO協力法成立.10月13日,PKO本隊376人がカンボジアへ出発. 
0912=日本人初の宇宙飛行士・毛利衛らを乗せたスペースシャトル「エンデバー」打上げ. 
◆ 
0101=読売新聞中部本社に,愛知・岐阜・三重の3県を対象とした「よみうりアワード事務局」開設. 
0120=これまですべてのアマチュア無線局を収録した局名録を発行してきたが,'92年度版からはJARLに登録している会員局のみを収録した「JARL会員局名録」を刊行. 
01--=28MHz帯の空中線電力が500Wまでに拡大. 
0203=スペインのトレモリノスでWARC'92開催. 
0207=JARL会員数17万6312名. 
0318=JARL新事務局長に関根昭英氏(7N1GYI)就任. 
0401= (財)日本アマチュア無線振興協会が,100W以下の技術基準適合証明制度などによる申請受付を開始し,本格稼働. 
0410=第41回中央非常無線通信協議会総会に先立ち,JARL長崎県支部(支部長・坂上勝人氏JH6HAZ)が長崎普賢岳の噴火に際して災害関係通信に協力するなど貢献があったとして森本哲夫同協議会会長(郵政省電気通信局長)より表彰された. 
0412=東京在住の外国人が中心となって結成されたアマチュア無線クラブ“Tokyo International Amateur Radio Association”が設立20周年. 
0420=電波法施行規則及び免許手続規則の一部改正で,添付書類の写しの提出と備え付けが不要に.また移動する局の送信装置に添付する無線局免許証票が6月1日から発給されることに.さらに免許申請書類などがA4判になったほか,工事設計の記載項目も一部改正に. 
0424=大阪・インテックス大阪6号館で「'92関西アマチュア無線フェア」開催.(?29日) 
0510=世界電気通信日を記念して,8J3ITU(大阪市),8J5ITU(香川県),8J6ITU(熊本市)を開設・運用.(?18日) 
0514=無線局運用規則に基づき,「アマチュア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別」(バンドプラン)が郵政省告示として公布される(7月1日施行). 
0515=静岡・伊東市で開催されたJAIA第22回定時総会で,新会長に井上徳造氏<(株)アイコム社長>を選出. 
0524=第34回JARL通常総会(パール総会),三重・伊勢市で開催.会員約2000名出席. 
0529=電波利用制度の創設を目的とした電波法の一部改正案,可決・成立.アマチュア無線の電波使用料は年間500円. 
0604=JARL名誉会員であり,JARL理事,監査長,周波数委員長などを歴任した林一太郎氏(JA1BZ exJ1EI/exJ2HK)逝去. 
0606=IARU第3地域理事会,マレーシアのクアラルンプールで開催.(?8日) 
0613=石川・金沢市で開催の「北陸テレコムフェア92情報通信展」で特別局8J9COMを開設・運用.(17日) 
06--=郵政省発表によると,6月末時点でのわが国の無線局総数は777万2157局で,内訳はつぎのとおり. 
   ◆局種別 
    ? 陸上移動局…………… 366万 863局 
    ? 簡易無線局………… 248万4431局 
    ? アマチュア局……… 122万2214局 
   ◆利用分野別 
    ? 電気通信事業用…… 218万2781局 
    ? パーソナル用……… 168万7820局 
    ? アマチュア用……… 122万2214局 
    ? MCA用……………… 60万7327局 
    ? 陸上運輸用…………… 48万3306局 
0701=JARL制定の新アワード,グリッドスクエア・ロケーター採用の「WASA」誕生. 
0729=東京・千代田区の如水会館でアマチュア無線再開40周年記念式典開催. 
0801=韓国との間で相互運用が始まる. 
0801=国際宇宙年を記念し,北海道に特別局8J8ISYを開設・運用.(?10日) 
0811=韓国のアマチュア衛星打上げ成功.「ウリピョル1号(わが星)」と命名. 
0821=“ハムの楽しさ再発見”をテーマに,東京・晴海の東京国際貿易センター新館で「アマチュア無線フェスティバル」開催.延べ6万名入場.(?23日) 
0831=カリブ海南端,オランダ領アンチレスのキュラソーで国際アマチュア無線連合総会(IARU)第2地域(南北アメリカ)開催.(?9月4日) 
0908=ハンガリーのシオフォークでIARU主催ARDF国際大会開催.23カ国から180名を超える選手が参加.日本代表選手団は選手9名ほか.(?13日) 
0917=沖縄の大城淳良氏(JR6XNN)が,米スペースシャトル「エデンバー」で飛行中の日本人宇宙飛行士,毛利衞氏(7L2NJY)との交信に成功. 
09--=郵政省発表によると,わが国の総無線局数は802万5798局.うちアマチュア無線局は124万2550局. 
1020=台湾の中国台北アマチュア無線連盟(CTARL)がIARU(国際アマチュア無線連合)へ加盟.IARUの126番目の加盟団体となった.申請時点での会員数は79名で,会長はティム・チェン氏(BV2A/BV2B),事務局長はジェームス・ファン氏(BV2BO). 
1023='92全日本ARDF競技大会の開催を記念して特別記念局8JφRDFを公開運用.(?11月1日) 
1101='92全日本ARDF競技大会,長野・上伊那郡高遠町晴ケ峰高原で開催. 
1116=中国無線電運動協会からの招請により,中国広東省広州市で開催の全国無線電測向競技大会にJARL選手団を派遣.(?17日) 
11--=50MHz帯の50Wを超える局の開設・変更申請も(財)日本アマチュア無線振興協会(100Wまで),または各電気通信監理局で受付られることに. 
1224=無線局免許手続規則の一部が改正され,技術基準適合証明設備を使用する場合,免許申請書に技術基準に関わる事項の記載を省略できることに.また電波法施行規則の一部も改正され,アマチュア局への時計,無線業務日誌の備え付けが省略されることに. 
12末=郵政省がまとめた平成4年度第3四半期の無線局施設状況によると,日本の総無線局数は821万2249局で,前年同期に対し89万3547局の増加.また内訳によるとアマチュア局は126万1418局となっている. 
----=ケンウッドから2400MHz帯FMモービル機TM-2400登場. 
----=CQ誌12月号(No.558),602頁,570円. 
 
 
 
 
 
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