Windows対応RISC開発パッケージ

CQ RISC評価キット/V821

付属 RISC-CPU ボードをパソコンのRS-232C ポートに接続するだけで、
あなたのパソコンが 32 ビット RISC チップ V821（型名、μPD70741、NEC 製）
のクロス開発環境になります。

クロス開発に必要な GNU ベースの C クロス・コンパイラ exeGCC-CQ 版、
Windows 用のリモート・デバッガ・ソフト PARTNER-CQ 版が付属します。

RISC システムのデバッグ作業を含めたソフトウェア開発がWindows パソコン上で
行え、そのソフトウェアを RISC-CPU ボード上で動作させることができます。

exeGCC-CQ 版は ROM 化をサポートしませんが、別のツールで制限付きながら
ROM 化を実現できます。

RISC-CPU ボードには、256K バイト SRAM およびモニタ内蔵の ROM が
実装されています。

CPU チップの実信号線は、ボード上から簡単に取り出せるよう（コネクタ接続が
可能）になっています。また、パソコンと接続用のRS-232C ポートが
用意されています。

製品仕様

製品名	CQ RISC 評価キット CqREEK/V821
内容	CPUボード　モニタROM 　RS-232Cコネクタ実装済み　電源とケーブルは付属しない
	CD-ROM 　Cコンパイラ exeGCC-CQ(SH)^注　デバッガ PARTNER-CQ/Win^注　デバイス・データ
	マニュアル
	回路図
価格	65,000円(税込価格 68,250円)

注：exeGCC および PARTNER は本ボードでのみ動作する機能限定版

CPUボード仕様

CPU	μPD70741（100ピン TQFP）
バス幅	１６ビット固定
内容	ROM	27256x1 FFFF0000H～FFFFFFFFH （64Kバイト）
内容	RAM	M5M51008AFP-70LL（相当品）x2（256Kバイト） 80000000～8003FFFFH （64Kバイト）
クロック	5MHz（XTAL）/25MHz（CPU）
基盤サイズ	147.32 x 106.68mm
電源	+5V 外部電源を CN4 より供給（消費電力約 250mA）

表　　　　　　　　　　　　　裏

V821搭載CPUボード

CPUボードブロック図

メモリマップ

CPU周辺部
メモリ部
RS-232-Cドライバ部
外部拡張接続部

V821搭載ボード回路図

(a)CN1

1	GND	2	/IORD
3	/IOWR	4	JP22-1(USER-NMI)
5	/HLDRQ	6	/HLDAK
7	RxD or P.09 or /TC	8	TxD or P08 or UBE
9	SCLK or P07	10	SO or P06
11	SI or P05	12	/DACK1 or P04
13	DREQ1 or P03	14	/DACK0 or P02
15	DREQ0 or P4	16	GND
17	Vdd	18	TCLR or P00
19	BLOCK or WDTOUT	20	/INTP03
21	INTP02 or TO01	22	/INTP01
23	/INTP00 or TO00	24	/INTP13 or T1
25	Vdd	26	GND
27	/INTP12	28	/INTP11
29	/INTP10	30	IC3-2(USER-RESET)
31	Vdd	32	D0
33	D1	34	D2
35	D3	36	D4
37	D5	38	D6
39	D7	40	Vdd
41	GND	42	D8
43	D9	44	D10
45	D11	46	D12
47	D13	48	D14
49	D15	50	GND

(a)CN2

51	Vdd	52	A0
53	A1	54	A2
55	A3	56	A4
57	A5	58	Vdd
59	GND	60	A6
61	A7	62	A8
63	A9	64	A10
65	A11	66	GND
67	Vdd	68	CLKOUT
69	Vdd	70	NC
71	JP6-1(USER-CLK)	72	GND
73	/UCAS	74	/LCAS
75	GND	76	Vdd
77	/RAS	78	/UMWR
79	/LMWR or /WE	80	/MRD
81	/READY	82	/CS0 or /REFRQ
83	/CS1	84	/CS2
85	/CS3	86	A12
87	A13	88	A14
89	A15	90	A16
91	GND	92	Vdd
93	A17	94	A18
95	A19	96	A20
97	A21	98	A22
99	A23	100	Vdd

外部拡張コネクタピン配置

CPU基板サイズ&CN1とCN2の位置

画面例１　　　　　　　　　画面例２

デバッガ PARTNER-CQ/Win の画面

本製品の内容

　　　　V821 搭載 CPU ボード（電源接続コネクタ付き）^注・・・１枚

　　　　CD-ROM （以下のものを収録）・・・・・・・・・・・・・１枚

　　　　　　V821 用クロス C コンパイラ：exeGCC-CQ 版
　　　　　　V821 用リモートデバッガ：PARTNER-CQ 版/win
　　　　　　V821 関連マニュアル：V821 ハードウェア編
　　　　　　　　　　　　　　　　：V810 ファミリ・アーキテクチャ編

　　　　V821 キット取り扱い説明書・・・・・・・・・・・・・・・１冊

注：なお、本ボードを動作させるための「+5V/1A 程度の安定化電源」、および
　　本ボードとパソコンを接続させるための「RS-232-C ストレートケーブル」は
　　別途ご用意ください。パソコン側の RS-232C ポートは、ポート１／ポート２の
　　どちらでも使えます。

ソフトウェア動作環境

　　　　パソコン：PC-9801/9821 シリーズおよび PC/AT 互換機

　　　　ＯＳ　　　　　　：Windows3.1（エンハンスド・モード）
　　　　　　　　　　　　　/Windows95/98

　　　　メモリ　　　　　：8M バイト以上

　　　　ディスク空き領域：4M バイト以上

搭載CPU V821 の特徴

　これらの商品に関するご質問はこちらへ………

edasupport@cqpub.co.jp