ヒカリに音や画像を載せて空間を飛ばしてみよう
レーザー光空間通信にチャレンジ
エレキジャック編集部 編
B5判 80ページ
プリント基板付き
定価2,640円(税込)
JAN9784789812535
2010年3月1日発行
大変恐縮ですが,こちらの商品は品切れ重版未定となりました.
光による空間通信は電波のように資格や免許を必要としないために,だれでも手軽に実験できるワイヤレス通信と言えましょう.本書では光源に微弱出力のレーザー発光モジュールを使い,音や映像を離れた場所にワイヤレスで届ける送受信システムを作ります.地域の電子工作講習会などの題材としてうってつけの,高輝度LEDを使った光ワイヤレス・マイク(光電話)の製作も収録しています.
目次
はじめに
付録基板について
第1章 レーザー発光素子
1-1 レーザー発光素子
1-2 レーザー取り扱い上の注意
1-3 レーザー光の安全基準と保護メガネ
1-4 レーザー特性の実測
第2章 受光素子
2-1 フォト・トランジスタ
2-2 フォト・ダイオード
2-3 アバランシェ・フォト・ダイオード
2-4 その他の周辺素子
第3章 光に変調をかける
3-1 変調方式
3-2 パルス変調
3-3 AM変調
第4章 光ワイヤレス・マイクを作ってみよう
4-1 原理とキー・パーツ
4-2 回路の動作を知ろう
4-3 付属基板で製作しよう
4-4 電話ゴッコしてみよう
コラム
4-1 レーザーの安全基準
4-2 付属基板使い方のヒント
第5章 光送信機を作る
5-1 1チップICを使った映像変調器
5-2 レーザー送信機基板
5-3 「ハンディカム」の基板で映像変調器
第6章 光受信機を作る
6-1 市販品を使う
6-2 受信(受光)部を自作する
6-3 受信部分グレードアップのヒント
第7章 光空間通信実験のノウハウ
7-1 微動運台
7-2 ライフル・スコープによる方向合わせ
7-3 TVカメラによる方向合わせについて
7-4 回帰反射板
7-5 レーザービーム・エキスパンダ
7-6 フィールドでの空間通信実験
コラム
・7-1 屋外実験時の注意
第8章 実験したら伝送距離を認定してもらおう
8-1 記録認定
8-2 光空間伝送距離賞および100m賞の申請