世界標準のRTTY通信ソフトウェアを徹底解説
MMTTY実践運用マニュアル
相原 寛 著
B5変型判 124ページ
CD-ROM付き
定価2,640円(税込)
JAN9784789814799
2004年5月1日発行
大変恐縮ですが,こちらの商品は品切れ絶版となりました.
MMTTYは,お手軽にRTTYの運用が実現できるフリー・ソフトウェアです.セットアップの手順といえば,パソコンに本ソフトをインストールして,パソコンとトランシーバをインターフェースで繋ぎます.そして本ソフトの設定を行うだけです.本ソフトは,RTTYの要であるデモジュレータの性能が高く評価されており,またトータル的な操作性が良く,さらに英語版がリリースされているので,世界中のRTTY愛好家に注目されています.
本書では,RTTYの基礎知識の解説をはじめ,ソフトのインストール,無線機器のセットアップ,MMTTYの豊富な機能について解説しています.この一冊をご覧になれば,パソコン・ビギナーでもスムースにRTTY運用が始められます.
付録CD-ROMには,最新バージョンの「MMTTY」,RTTYコンテスト・ソフト「RTCL」,そのほかRTTY運用に役立つフリー・ソフトウェアを収録しています.
目次
はじめに
MMTTY/RTCLの作者とそのユーザーのシャックを拝見します!
MMTTYの作者 JE3HHT 森 誠さん
RTCLの作者 JK1IQK 鈴木 功さん
MMTTYのパワー・ユーザー JA1WSK 勝見 典明さん
これがMMTTY/RTCLだ!
第1章 マシンの時代からMMTTYの誕生まで
1-1 マシンの時代
1-2 RTTY専用機とパソコンの時代
1-3 RTTY専用の国産ソフトウェア“MMTTY”の誕生
第2章 TTYとRTTYの信号
2-1 情報の伝送方法
2-2 RTTYのビット列
2-3 ボドー・コードとその特徴
2-4 RTTYの電波
第3章 MMTTYのインストール
3-1 パソコンの環境設定
3-2 MMTTYのインストール
3-3 MMTTYのバージョン・アップ
3-4 Windows 95/98/Meでの問題
第4章 MMTTYの基本設定
4-1 FSKとAFSK
4-2 FSKでの運用
4-3 AFSKでの運用
第5章 パソコンとトランシーバの接続
5-1 サウンド・カードの役割
5-2 インターフェース回路
5-3 パソコン側の接続
5-4 トランシーバ側の接続
5-5 トランシーバとMMTTYの周波数表示
5-6 RS-232CポートがないパソコンでFSK運用
5-7 入出力のレベル調整
5-8 パソコンの起動とトランシーバのPTTオン
第6章 RTTY信号の受信
6-1 デモジュレータの設定
6-2 相手局の周波数に同調させる
第7章 RTTY信号の送信
7-1 送信の設定
7-2 メッセージの入力と送受信の切り替え
7-3 送信できない文字
7-4 文字送信のタイミング
7-5 マクロ送信
7-6 Diddleについて
7-7 シフト方向
7-8 AFSK運用ではコンプレッサをオフ
第8章 初めてのRTTYによるQSO
8-1 CQに応答する
8-2 CQを出す
8-3 呼び出しに応答する
8-4 メッセージの長さとウィンドウの横幅
8-5 ラバー・スタンプQSO
第9章 メイン・ウィンドウの各機能
9-1 Controlグループ
9-2 Demodulatorグループ
9-3 Macroグループ
9-4 入力ボタンと定型メッセージ
9-5 ロギング用ボタンなど
9-6 受信ウィンドウ内での操作
9-7 送信ウィンドウの高さ調整
9-8 送信時のウェイト調整
第10章 メイン・メニューの項目
10-1 ファイル
10-2 編集
10-3 表示
10-4 オプション
10-5 プロファイル
10-6 プログラム
10-7 ヘルプ
第11章 設定画面とチューンナップ
11-1 画面左最下部の二つのボタン
11-2 Demodulator設定画面
11-3 AFC/ATC/PLL設定画面
11-4 デコード設定画面
11-5 送信設定画面
11-6 フォント/表示設定画面
11-7 その他設定画面
11-8 デジタルオシロスコープ
第12章 マクロと入力ボタンの設定
12-1 設定手順
12-2 設定例
第13章 RTTY DXとコンテスト
13-1 DXのメイン・ストリート
13-2 ローバンド
13-3 RTTY DXCC
13-4 DXペディション
13-5 RTTYコンテスト
第14章 RTTYの免許申請と関連Web
14-1 RTTYの免許
14-2 RTTY関連のホームページ
14-3 メーリング・リストへ参加
付録CD-ROMの使い方
●本書付属のCD-ROMについてのご注意
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