Last Update 2004/06/15
VNC詳細解説
異機種OS対応GUIとRFBプロトコル
B5判 220ページ
CD-ROM付き
定価2,420円(税込)
JAN9784789818568
2000年5月15日発行
![[絶版2004.4.15] VNC詳細解説](18561.jpg)
大変恐縮ですが，こちらの商品は品切れ絶版となりました．
VNCはVirtual Network Computing の略．リモートマシンのデスクトップをローカルマシンのデスクトップで表示する，Xウィンドウに似たGUIツールで、フリーウェアとして配布されています．
Linux，Windows，Macintoshなど各種のプラットフォームに対応しており，異機種が混在するネットワーク環境ではとくに威力を発揮するツールです．VNCはサーバ/クライアント・システムで，リモート・マシンのデスクトップを手許のローカルマシンのウィンドウとして表示します．本書は，VNCサーバとVNCビューア，それにRFBプロトコルの仕組みと活用法を詳細に解説します．
Linux，Windows，Macintoshなど各種のプラットフォームに対応しており，異機種が混在するネットワーク環境ではとくに威力を発揮するツールです．VNCはサーバ/クライアント・システムで，リモート・マシンのデスクトップを手許のローカルマシンのウィンドウとして表示します．本書は，VNCサーバとVNCビューア，それにRFBプロトコルの仕組みと活用法を詳細に解説します．
目次
第1部 VNCの概要
第1章 はじめに
1.1 VNCとは何か
VNCとは/多数のプラットフォームに対応/
GPLソフトウェア/VNCの利用例
1.2 本書の構成
第2章 VNC概説
2.1 VNCの背景
GUIの便利さと不便さ/GUIとネットワーク環境/
VNCのGUI観/シンクライアント端末Videotile
2.2 Xとの関係
Xを取り上げる理由/「ディスプレイ」と「スクリーン」/
マルチユーザということ/VNCの「デスクトップ」/
VNCとXの「サーバ/クライアント」/
描画に関する哲学の違い・メリット/デメリット
2.3 まとめ
第2部 VNCを使ってみよう
第3章 VNCサーバの設定
3.1 パッケージの入手
対応プラットフォーム/AT&Tコンパイル版のダウンロード/
エンコード形式について
3.2 UNIX版VNCサーバ
バージョンについて/パッケージの展開/各種設定/
インストール/サーバの起動と終了/パスワードの設定と自動起動/
ソースからのコンパイル
3.3 Windows版VNCサーバ
パッケージの展開とインストール/起動と設定/Javaビューア/
サービスとしての起動/サーバ関係のレジストリとレジストリ操作/
VNCの裏レジストリ/画面更新のフック設定/リバースコネクション
3.4 Macintosh版VNCサーバ
インストール/サーバの設定/Web経由での設定とJavaビューア
3.5 まとめ
第4章 クライアントを使う
4.1 Windows版ビューア
例：XのVNCサーバへの接続/Windows特有のtips/
X環境としてのVNCビューア/補足・先行ポインタ/
Listenモードとリバースコネクション
4.2 Macintosh版ビューア
ビューアの起動/マウスエミュレーション/例：Windowsへの接続
4.3 Xビューア
XクライアントとしてのXビューア/Xビューアのオプション/
例：Macintoshへの接続
4.4 Javaビューア
Javaビューアを使う
4.5 まとめ
第5章 VNCのセキュリティ
5.1 VNCのセキュリティに関して
パスワード認証プロセス/接続確立後の通信
5.2 SSHを使うVNC接続
SSHとは/SSHのセキュリティとRSA暗号/SSHのインストール/
SSH経由のVNCセッション/ファイアウォール越しのVNCセッション/
Windowsクライアント/Java SSH/VNCビューア-mindvnc
5.3 まとめ
第3部 VNCを理解しよう
第6章 RFBプロトコルの解読
6.1 RFBプロトコル
6.2 プロトコル定義
6.3 初期化メッセージのデータ構造定義
rfbRectangleMsg/rfbPixelFormatMsg/
rfbClientInitMsg/rfbServerInitMsg
6.4 サーバ→クライアントメッセージの構造定義
rfbFramebufferUpdateMsg/rfbFramebufferUpdateRectHeader/
rfbSetColourMapEntries/rfbBell/rfbServerCutText/
rfbServerToClientMsg
6.5 クライアント→サーバメッセージの構造定義
rfbSetPixelFormat/rfbFixColourMapEntries/rfbSetEncodings/
rfbFramebufferUpdateRequest/rfbKeyEvent/rfbPointerEvent/
rfbClientCutText
6.6 フレームバッファ
フレームバッファと更新手続き
6.7 画像転送形式
Raw/CopyRect/RRE/CoRRE/Hextile
6.8 セッションの確立まで
イニシャルハンドシェーキング
6.9 まとめ
第7章 RFBプロトコル・プログラミング
7.1 サンプルアプリケーションrfbcounter
rfbcounterについて/rfbcounterを使ってみる/ヘッダrfb.h/
ヘッダrfbproto.h/rfbcounter.c-ヘッダ部/
rfbcounter.c-プログラムの初期化処理/
rfbcounter.c-VNC初期化シーケンス/
rfbcounter.c-メインループ/カウンタの描画処理 /
rfbcounter のまとめ
7.2 RFBホワイトボードの作成
ネットワークホワイトボードの仕様/ステップ1-スケルトンを作る/
ステップ2-描画部分の作成/Rawエンコードで送信する/
更新部分だけを送る/ステップ3-マルチクライアント対応/
ステップ4-キーボードによる描画パラメータの変更/
ステップ5-圧縮転送機能を付ける-RRE/
ステップ6-圧縮転送機能その2-CoRRE/
ステップ7-圧縮転送機能その3-hextile/
落穂拾い-マルチクライアントへの対応
7.3 まとめ
ホワイトボードとRFB/補足-他の圧縮方式について
第4部 まとめ
第8章 どこでもVNC
8.1 リモート端末として使うVNC
複数台環境、あるいは異機種混在環境の普及/
VNCによるユーザ端末の一元化/事例：Windows NTでのドメイン管理
8.2 リテラシ教育での利用
従来の教材提示/VNCによる教材提示と学習指導
8.3 モバイル環境支援ツールとしてのVNC
Javaビューアのポテンシャル
8.4 まとめ
第1部 VNCの概要
第1章 はじめに
1.1 VNCとは何か
VNCとは/多数のプラットフォームに対応/
GPLソフトウェア/VNCの利用例
1.2 本書の構成
第2章 VNC概説
2.1 VNCの背景
GUIの便利さと不便さ/GUIとネットワーク環境/
VNCのGUI観/シンクライアント端末Videotile
2.2 Xとの関係
Xを取り上げる理由/「ディスプレイ」と「スクリーン」/
マルチユーザということ/VNCの「デスクトップ」/
VNCとXの「サーバ/クライアント」/
描画に関する哲学の違い・メリット/デメリット
2.3 まとめ
第2部 VNCを使ってみよう
第3章 VNCサーバの設定
3.1 パッケージの入手
対応プラットフォーム/AT&Tコンパイル版のダウンロード/
エンコード形式について
3.2 UNIX版VNCサーバ
バージョンについて/パッケージの展開/各種設定/
インストール/サーバの起動と終了/パスワードの設定と自動起動/
ソースからのコンパイル
3.3 Windows版VNCサーバ
パッケージの展開とインストール/起動と設定/Javaビューア/
サービスとしての起動/サーバ関係のレジストリとレジストリ操作/
VNCの裏レジストリ/画面更新のフック設定/リバースコネクション
3.4 Macintosh版VNCサーバ
インストール/サーバの設定/Web経由での設定とJavaビューア
3.5 まとめ
第4章 クライアントを使う
4.1 Windows版ビューア
例：XのVNCサーバへの接続/Windows特有のtips/
X環境としてのVNCビューア/補足・先行ポインタ/
Listenモードとリバースコネクション
4.2 Macintosh版ビューア
ビューアの起動/マウスエミュレーション/例：Windowsへの接続
4.3 Xビューア
XクライアントとしてのXビューア/Xビューアのオプション/
例：Macintoshへの接続
4.4 Javaビューア
Javaビューアを使う
4.5 まとめ
第5章 VNCのセキュリティ
5.1 VNCのセキュリティに関して
パスワード認証プロセス/接続確立後の通信
5.2 SSHを使うVNC接続
SSHとは/SSHのセキュリティとRSA暗号/SSHのインストール/
SSH経由のVNCセッション/ファイアウォール越しのVNCセッション/
Windowsクライアント/Java SSH/VNCビューア-mindvnc
5.3 まとめ
第3部 VNCを理解しよう
第6章 RFBプロトコルの解読
6.1 RFBプロトコル
6.2 プロトコル定義
6.3 初期化メッセージのデータ構造定義
rfbRectangleMsg/rfbPixelFormatMsg/
rfbClientInitMsg/rfbServerInitMsg
6.4 サーバ→クライアントメッセージの構造定義
rfbFramebufferUpdateMsg/rfbFramebufferUpdateRectHeader/
rfbSetColourMapEntries/rfbBell/rfbServerCutText/
rfbServerToClientMsg
6.5 クライアント→サーバメッセージの構造定義
rfbSetPixelFormat/rfbFixColourMapEntries/rfbSetEncodings/
rfbFramebufferUpdateRequest/rfbKeyEvent/rfbPointerEvent/
rfbClientCutText
6.6 フレームバッファ
フレームバッファと更新手続き
6.7 画像転送形式
Raw/CopyRect/RRE/CoRRE/Hextile
6.8 セッションの確立まで
イニシャルハンドシェーキング
6.9 まとめ
第7章 RFBプロトコル・プログラミング
7.1 サンプルアプリケーションrfbcounter
rfbcounterについて/rfbcounterを使ってみる/ヘッダrfb.h/
ヘッダrfbproto.h/rfbcounter.c-ヘッダ部/
rfbcounter.c-プログラムの初期化処理/
rfbcounter.c-VNC初期化シーケンス/
rfbcounter.c-メインループ/カウンタの描画処理 /
rfbcounter のまとめ
7.2 RFBホワイトボードの作成
ネットワークホワイトボードの仕様/ステップ1-スケルトンを作る/
ステップ2-描画部分の作成/Rawエンコードで送信する/
更新部分だけを送る/ステップ3-マルチクライアント対応/
ステップ4-キーボードによる描画パラメータの変更/
ステップ5-圧縮転送機能を付ける-RRE/
ステップ6-圧縮転送機能その2-CoRRE/
ステップ7-圧縮転送機能その3-hextile/
落穂拾い-マルチクライアントへの対応
7.3 まとめ
ホワイトボードとRFB/補足-他の圧縮方式について
第4部 まとめ
第8章 どこでもVNC
8.1 リモート端末として使うVNC
複数台環境、あるいは異機種混在環境の普及/
VNCによるユーザ端末の一元化/事例：Windows NTでのドメイン管理
8.2 リテラシ教育での利用
従来の教材提示/VNCによる教材提示と学習指導
8.3 モバイル環境支援ツールとしてのVNC
Javaビューアのポテンシャル
8.4 まとめ