電子回路部品活用ハンドブック
受動部品/機構部品を100%活用するために
トランジスタ技術編集部 編
B5判 288ページ
定価1,976円(税込)
JAN9784789831703
1985年11月1日発行
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本書は基本的な受動部品である抵抗/コンデンサ/インダクタをはじめ,コネクタ,リレーなどの機構部品,電池,パワー・サーミスタなどの電源回路部品,EMIフィルタ,バスバーなどのノイズ対策部品についての使い方のノウハウを説明します.
目次
第1章 基本受動回路部品
抵抗器
1-1 抵抗器の種類
* 抵抗器の記号
1-2 抵抗器の使用上の注意
1-3 高性能抵抗器
1-4 中途半端な抵抗値の作り方
1-5 抵抗器のアナログ回路への応用
1-6 抵抗器のディジタル回路への応用
* 高い抵抗値を必要とする場合
1-7 標準抵抗器を使った任意抵抗値の構成プログラム
半固定抵抗器
2-1 半固定抵抗器の種類
2-2 半固定抵抗器の使用上の注意
コンデンサ
3-1 コンデンサの種類
3-2 コンデンサの原理
3-3 アルミ電解コンデンサの使用上の注意
* アルミ電解コンデンサの基板への取り付け
3-4 タンタル・コンデンサの使用上の注意
* コンデンサの許容差
3-5 フィルム・コンデンサの使用上の注意
* 可変容量コンデンサとは
3-6 コンデンサのA-Dコンバータへの応用
* ワンショット回路での注意
3-7 コンデンサのノイズ対策への応用
* ストレ容量の影響
超大容量コンデンサ
4-1 超大容量コンデンサとは
4-2 超大容量コンデンサの応用
水晶振動子
5-1 水晶振動子とは
* 水晶振動子の封じ方法
5-2 水晶発振回路の良し悪しの見分け方
5-3 水晶振動子を使った発振回路
* 用途別水晶振動子
プログラマブル水晶発振器
6-1 プログラマブル水晶発振器とは
6-2 プログラマブル水晶発振器の応用
セラミック発振子
7-1 セラミック発振子とは
* VCOへの応用
7-2 セラミック発振子の発振回路
7-3 セラミック発振子を用いたC-MOS発振回路の注意
インダクタ
8-1 インダクタとは
8-2 インダクタの使用上の注意
* コイルの高周波使用上の注意
8-3 インダクタの高周波回路への応用
8-4 高周波での寄生効果
ディレイ・ライン
9-1 ディレイ・ラインとは
9-2 ディレイ・ラインの波形の規定と用語の意味
* ディレイ・ラインの応用例
9-3 ディレイ・ラインの不整合反射
9-4 ディレイ・ラインの応用
パルス・トランス
10-1 パルス・トランスとは
10-2 パルス・トランスの選び方
10-3 パルス・トランスの簡単な設計法
10-4 パルス・トランスの応用
バラン
11-1 バランとは
11-2 バランの応用
11-3 コモン・モード・チョーク・コイルの応用
第2章 機構的電子回路部品
コネクタ
1-1 コネクタの種類
1-2 コネクタの使用上の注意
1-3 コネクタの特性
同軸コネクタ
2-1 同軸コネクタとは
スイッチ
3-1 スイッチの使い方
感温リード・スイッチ
4-1 感温リード・スイッチとは
4-2 感温リード・スイッチの使用上の注意
4-3 感温リード・スイッチの応用
リレー
5-1 リレーの種類
5-2 リレーの使用上の注意
5-3 リレーのチャタリング除去回路
同軸リレー
6-1 同軸リレーとは
6-2 同軸リレーの用語の意味
6-3 プログラム・アッテネータへの応用
SSR
7-1 SSRとは
7-2 SSRの使用上の注意
7-3 SSRの応用
電気化学的積分素子
8-1 電気化学的積分素とは
8-2 FCタイマとは
8-3 イーセルとは
* FCタイマの応用
8-4 メモリオードとは
第3章 電源回路部品
トランス
1-1 トランスとは
* トランスの巻き始めと巻き終わり
1-2 電源トランスの選び方
1-3 困った時のトランス利用法
スイッチング・レギュレータ用トランス
2-1 スイッチング・レギュレータ用トランスの設計
放熱器
3-1 放熱器の選び方
電池
4-1 電池の種類
4-2 電池の選び方
4-3 リチウム電池の使い方
4-4 ニカド電池の使い方
サージ・アブソーバ
5-1 サージ・アブソーバとは
5-2 サージ・アブソーバの特性
チョーク・コイル
6-1 チョーク・コイルの使用上の注意
パワー・サーミスタ
7-1 パワー・サーミスタとは
7-2 パワー・サーミスタの選び方
ヒューズ
8-1 ヒューズの選び方
第4章 ノイズ対策用部品
EMI(電磁波障害)
1-1 EMIとは
EMIフィルタ
2-1 EMIフィルタでのノイズ対策
バスバー
3-1 バスバーによるEMI対策
コネクタ
4-1 コネクタのEMI対策
ケーブル
5-1 ケーブルのEMI対策
5-2 ケーブルの種類
5-3 ケーブルのシールド効果
導電性塗料
6-1 導電性塗料によるEMI対策
APPENDIX
部品の信頼性
部品のアートワーク図
INDEX