Last Update 2016/10/06

アナログ技術センスアップ101
実験で学ぶ回路の高性能化技術

稲葉 保 著
A5判 272ページ
定価2,640円(税込)
JAN9784789832731
2001年4月15日発行
[絶版→新版移行2011.2.28] アナログ技術センスアップ101
こちらの商品は品切れ絶版となりました.新版の『復刻版 アナログ技術センスアップ101【オンデマンド版】』をお求めください.

 通信技術・情報技術の高度化により,アナログ回路に要求される電気性能が飛躍的に高くなってきました.もちろん要求に答えるべく,各種電子デバイスの性能も負けず劣らず高度化してきています.残るは電子デバイスを利用する技術者の腕が,どれだけ確かかということでしょう.
 高度なデバイスを適正に使いこなす技術は,とくに難しいものではありません.電子信号の動きがしっかりわかっていればですが….
 電子回路はかならず理論通りに動きます.デバイスの中を電子信号がどう通るか,通り道はどうなっているかをしっかり把握・理解しておけば大丈夫です.
 本書では実用されている数々のアナログ回路の実験を通して,回路動作を明確に示し,電子信号の動きを視覚的に理解できるように紹介しています.
 忙しくて個々の回路動作の確認実験などを行う機会の少ない技術者の方に必ず役立つ一冊です.

目次

第1章 CRの基本特性を活かした回路の実験

第2章 高周波における抵抗のふるまいと特性への影響を実験

第3章 電源安定化のためのコンデンサの効果を実験

第4章 電源に使うチョーク・コイルの効果を実験

第5章 LCフィルタ&整合回路の特性と効果を実験

第6章 自作するとよくわかるトロイダル・コアを使う回路の実験

第7章 OPアンプ回路でCRを効果的に使う実験

第8章 OPアンプをフィルタに応用する実験

第9章 ダイオードを効果的に使う回路の実験

第10章 トランジスタ/パワーMOS FET回路の性能を上げる実験

第11章 知って得するおまけの実践ノウハウ