Last Update 2004/06/15

IT時代のPCネットワーク実用プログラミング
COM/DCOM,通信カスタムコントロール,SQL Server 7.0の活用

横田 秀次郎 著
B5判 208ページ
CD-ROM付き
定価2,640円(税込)
JAN9784789833899
2000年7月15日発行
[絶版2003.4.30] IT時代のPCネットワーク実用プログラミング
大変恐縮ですが,こちらの商品は品切れ絶版となりました.

 本書では通信とリレーショナルデータベースまでを扱うVisual Basicプログラムの作成法を紹介します.今まさにIT(Information Technology)の時代が到来したと言われています.それを裏で支える技術はメインフレームの技術ではなくて,UNIXとパソコンのプログラミングですが,パソコンのVBプログラミングの占める割合が意外に大きくなっています.マイクロソフト社の技術を使うことで,すばやくシステム構築ができるようになります.

目次

第1章 プログラム開発環境と学習目的
1.1 開発言語の現状(Visual Studio 6.0は必需品である)
1.2 DNAアーキテクチャ(3階層プログラム方式)上でソフトウェアは動作する
1.3 DNAアーキテクチャは機会均等で,メインフレームと勝負する
1.4 FA現場へのDNAアーキテクチャの普及
1.5 FA技術者のためのDNAアーキテクチャ学習キットの提案
1.6 学習に必要な装置について
1.7 その先はどうなるのだろう
1.8 RS-232CポートおよびWindows Socketsを直接たたく入出力プログラムについて
Appendix

第2章 COMサーバーコンポーネント作成入門編
(ActiveX EXE型COMコンポーネントの場合)
2.1 VBプログラム入門
2.2 サブルーチンを標準モジュールファイルに集めたVBプログラムを作成
2.3 標準EXEモードでCOMコンポーネントを使用したプログラム例
2.4 ActiveX EXEモードでCOMコンポーネントを使用したプログラム例
2.5 COMオブジェクトをDCOMオブジェクトとして使用する

第3章 COMサーバーコンポーネント作成入門編(その2)
(ActiveX DLL型COMコンポーネントの場合)
3.1 クラスモジュールのみを含むDLL型サーバーコンポーネントの作成
3.2 ローカル状態でのDLL型サーバーコンポーネントの呼び出しプログラム作成(事前バインディング方式)
3.3 ローカル状態でのDLL型サーバーコンポーネントの呼び出しプログラム作成(実行時バインディング方式)
3.4 リモート状態でのDLL型サーバーコンポーネントの呼び出しについて
3.5 COMのイベント機能を利用する
3.6 組み合わせデバッグのためのプロジェクトグループ機能の活用
3.7 COMオブジェクトのイベント機能説明図

第4章 Collectionオブジェクト入門
4.1 Collectionオブジェクトのガイダンス
4.2 コレクション(Collection)オブジェクトとは
4.3 コレクション(Collection)オブジェクトに単純データを収納する
4.4 Collectionオブジェクトにオブジェクトを収納するプログラム

第5章 VBによるCOM/DCOM応用編(その1)
5.1 応用編のガイダンス
5.2 使用するエミュレーションプログラムの仕様
5.3 エミュレーションプログラムの外部接続用インターフェース仕様
5.4 COM/DCOMクライアントソフトのサンプルプログラム

第6章 VBによるCOM/DCOM応用編(その2)
6.1 応用編・クライアント側のプログラミングのガイダンス
6.2 アプリケーションの基本計画
6.3 コーディングプログラムを追加
6.4 クライアントプログラムの実行テスト STEP1
6.5 クライアントプログラムの実行テスト STEP2
6.6 クライアントソフトBCEML_CL2.EXEの配布ディスクの作成
6.7 DCOM対応ソフトを走らせるためのマシン環境

第7章 VBによるCOM/DCOM応用編(その3)
COM/DCOMインターフェースで受け取ったデータをSQL Server 7.0に収納する
7.1 SQL Server 7.0を使うガイダンス
7.2 SQL Server 7.0のインストール前の予備知識
7.3 SQL Server 7.0のインストール例
7.4 エンタープライズマネージャの紹介
7.5 エンタープライズマネージャによるデータベースの新規作成
7.6 エンタープライズマネージャによるテーブルの新規作成
7.7 データベース書き込みデータ取り寄せ用非同期プログラム(機器購入利用者に必要な知識)
7.8 データ送信用非同期プログラム(機器供給者に必要な知識)
7.9 データベースへのデータ書き込みプログラム

第8章 VBによるデータベースの利用法
8.1 ガイダンス
8.2 ADODCとDataGridによるテーブルデータの参照,修正,削除
8.3 ADODCとテキストボックスによる行単位でのテーブルデータの取り扱い
8.4 DataEnvironmentデザイナの活用
8.5 DataEnvironmentデザイナの高度な演習
8.6 応用のためのヒント

第9章 Webサーバーサイドプログラムの作成法
9.1 ガイダンス
9.2 CGIプログラム学習用環境の整備について
9.3 CGIの基本原理(1)
9.4 CGIの基本原理(2)
9.5 CGIの基本原理(3)
9.6 ISAPIプログラムについて
9.7 ASPファイルの作成入門
9.8 ASPからサーバーコンポーネントを利用する基本構文
9.9 ブラウザとASPファイルによる機械制御アプリケーション
9.10 ASPからActiveX EXE型サーバーコンポーネントを呼び出す場合の問題点
9.11 データベースを参照するホームページをADOを使い自力で作成
9.12 データベースにデータを書き込むホームページをADOを使い自力で作成
9.13 ホームページ作成ツールVisual InterDev 6.0の使い方
9.14 VID 6.0でパラメータクエリを実現する
9.15 Data Environmentデザイナの活用

第10章 VB 6.0によるRS-232CおよびSocketプログラム
10.1 ガイダンス
10.2 MSCOMMコントロールによるRS-232C入出力プログラム作成法
10.3 Win32 APIを直接呼び出すRS-232C入出力プログラムの作成法
10.4 Winsockコントロールによるソケットプログラム作成法

第11章 Windows CE用Visual Basicプログラムの紹介
11.1 ガイダンス
11.2 Windows CE用VBプログラムの開発環境
11.3 通信に関係しない一般的Windows CE用プログラムを紹介
11.4 Windows CE用RS-232C入出力プログラム
11.5 Windows CE用Winsockプログラム

付録1 SQL文の演習
付録2 データの正規化とテーブル分割
付録3 OLAPサーバーについて
付録4 リレーショナルデータベースの豆知識
付録5 SQL Serverに関する用語辞典
参考資料
索引
CD-ROMの使い方

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