Last Update 2003/10/15

MS-DOSからOS/2,MS-Windows(Visual Basic)まで対応する
実用RS-232C通信プログラム作成法

横田 秀次郎 著
B5変型判 230ページ
定価2,670円(税込)
JAN9784789835404
1993年11月30日発行
[絶版1999.9] 実用RS-232C通信プログラム作成法
大変恐縮ですが,こちらの商品は品切れ絶版となりました.

 国産パソコンおよびIBM PC/AT互換機で,RS-232Cを用いたターミナル・ソフトの作成,OS/2用ホスト・プログラムの作成を中心に解説しました.また,Windows環境でプログラミングする最新のVisual BASICを使ったプログラミングについても,実例を詳しく解説してあります.

目次

第1章 BASICによる通信プログラムの復習
 1-1 BASIC言語によるRS-232C入出力プログラム
 1-2 RS-232C関係でBASIC命令語を補う方法
 1-3 BASIC言語によるRS-232C入出力の限界について
 1-4 Quick BASICによるRS-232C入出力ルーチンについて
 1-5 MS-Windows対応RS-232C入出力ルーチンについて

第2章 MS-DOSベース通信プログラムの作成法
 2-1 MS-DOSのシステム・コールを利用したRS-232C入出力
 2-2 機種依存のBIOSルーチンについて
 2-3 RS-232C入出力部のハードとBIOSの関係
 2-4 PC9801シリーズ用BIOSを利用した場合
 2-5 FMRシリーズ用BIOSを利用した場合
 2-6 B16/32シリーズ用BIOSを利用した場合
 2-7 IBM PC/AT互換機の場合

第3章 サード・パーティ製RS-232C拡張ボードの活用
 3-1 サード・パーティ製RS-232C拡張ボードの選び方
 3-2 コンテック社の場合
 3-3 インテリジェント型拡張ボードの利用のしかた

第4章 OS/2対応通信ソフトの作成法
 4-1 OS/2対応の意義,特徴など
 4-2 OS/2プログラミング入門
 4-3 APIサブルーチン直接呼び出しによる入出力プログラム作成法
 4-4 サード・パーティ製RS-232C拡張ボードの場合
 4-5 B16/32シリーズへの対応

第5章 RS-232Cの関連技術とファイル共有制御
 5-1 モデムとモデム制御のための予備知識
 5-2 自動車運転のためのモデム制御技術
   5-2-1 タイムチャートの説明
   5-2-2 リザルト・コードの種類
   5-2-3 ゴミ・データの排除
   5-2-4 ホスト側よりの初期メッセージ送り出しタイミング
   5-2-5 フロー制御コードの影響
 5-3 多回線処理のために必要なファイル共有制御
 5-4 ファイル共有制御を行うC言語によるプログラム入門
 5-5 ファイル共有制御をBASICでプログラムする

第6章 OS/2によるRS-232Cホスト応用プログラム
 6-1 OS/2によるセンタ・プログラムの作成
   6-1-1 モデムのモード設定
   6-1-2 RS-232Cポート制御信号の取り扱い
   6-1-3 資源共有制御の採用
 6-2 手動ターミナル・ソフトでアクセス
 6-3 自動データ転送用ターミナル・ソフト

第7章 Visual BASICによるRS-232C入出力プログラム
 7-1 Visual BASICの拡張
 7-2 DLLルーチンの使用宣言と呼び出し
   7-2-1 DLLプロシージャの宣言
   7-2-2 DLLルーチンの呼び出し
 7-3 WINAPI.TXTファイルについて
 7-4 Windowsに対応したAPIコールによるターミナル・プログラム
 7-5 カスタム・コントロールによるWindows対応ターミナル・プログラム
 7-6 サード・パーティ製通信カスタム・コントロール