Last Update 2003/12/01
MS-DOS基本プログラミング集 3

PC98アセンブラ・プログラミング入門

相沢 一石 著
B5変型判 248ページ
5"2HD FD付き
定価2,563円(税込)
JAN9784789835428
1993年4月5日発行
[絶版1997.2] PC98アセンブラ・プログラミング入門
大変恐縮ですが,こちらの商品は品切れ絶版となりました.

 初めてアセンブラを学ぶプログラマにとって,本書の前半を読むだけでアセンブラを学習するとき越えなければならない壁を簡単に飛び越すことができます.後半は,アセンブラを使いこなすための事例をふんだんに掲載してあり,日常のプログラミングに役立ちます.

目次

第1章 8086マイコンを用いたパソコンの基本構成
 1.1 シンプルなコンピュータの基本
 1.2 インテル製 8086CPUについて
 1.3 命令のニモニック
 1.4 MS-DOSのもとでのアセンブラ
 1.5 DOSは標準化された機能を持っている

第2章 アセンブラのプログラムの作成
 2.1 アセンブラのプログラムをつくる方法
 2.2 このプログラム例の中心は3行の命令
 2.3 プログラムは文字列処理
 2.4 具体的なMS-DOSの機能の利用方法
 2.5 アセンブラで用意されている命令

第3章 アセンブラのプログラムの実例
 3.1 テキスト画面の消去プログラム
 3.2 パラメータの受け渡し
 3.3 パラメータを読み取り解釈する
 3.4 間接サブルーチン・コール
 3.5 PC9801シリーズのカーソルの制御

第4章 MS-DOSのファイル・アクセス
 4.1 MS-DOSのファイルのアクセス方法は二種類ある
 4.2 ディレクトリがMS-DOSのファイル管理の要
 4.3 FCBを利用したファイルのコピー
 4.4 ファイル・ハンドルを使用するファイル処理
 4.5 サブディレクトリを含めたファイルのコピー

第5章 マクロ命令の使い方とモジュール化の手順
 5.1 ソフトウェアの効率化にはモジュール化が不可欠
 5.2 マクロ命令を利用したモジュール化の方法
 5.3 メモリ・ダンプのプログラムの仕様
 5.4 各機能をより基本的な機能に分解する

第6章 デバッギングの手順と実際
 6.1 アセンブル時にマクロ命令ファイルを読み込む
 6.2 プログラムのデバッグ
 6.3 デバッガの起動
 6.4 シンボリック・デバッガ
 6.5 バッチ・ファイルで効率を上げる
 6.6 リンカのコマンド・パラメータ
 6.7 メモリ表示の終了処理の改善

第7章 ディスクの読み書きのプログラム
 7.1 フロッピの読み書きはトラック,サイド,セクタなどの情報が必要
 7.2 フロッピ・ディスクへの具体的なアクセスはOSが提供する
 7.3 ディスクの直接の読み書き
 7.4 具体的なプログラミング例
 7.5 エラーのチェック・ルーチン
 7.6 マクロ命令の中でもマクロ命令の定義が行える
 7.7 セクタ単位での読み取り

第8章 BIOSを活用したプログラム
 8.1 標準入出力デバイスの読み書き
 8.2 BIOSを使ったディスクの読み書き
 8.3 ディスクBIOSでの処理の内容
 8.4 ディスクBIOSを用いたデータ読み取り処理
 8.5 各パラメータを入力確認する処理
 8.6 購入したディスクを読む

第9章 ライブラリの使い方
 9.1 ライブラリの機能
 9.2 LIBの機能
 9.3 サブルーチン化の実際

第10章 マクロ命令のサブルーチン化
 10.1 マクロ命令のサブルーチン化
 10.2 データの受け渡し方法
 10.3 パラメータの受け渡し
 10.4 メモリの内容を変更するDataMOD(リスト10-2)
 10.5 その他のサブルーチン
 10.6 セクタへの書き込み

第11章 フロッピ・ディスクのフォーマット
 11.1 フロッピ・ディスクの初期化
 11.2 コマンド・ラインからの命令のパラメータの受け渡し
 11.3 フォーマットのサブルーチン
 11.4 ディスクの仕様
 11.5 メイン・プログラム部
 11.6 アセンブルとリンク